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スケマティック情報を使用した継ぎ手の挿入について
仕様駆動パイピングのパイプラインが XML の該当するスケマティックパイプラインに関連付けられている場合、スケマティック情報を使用して継ぎ手を挿入できます。
スケマティック継ぎ手を挿入するための前提条件は次のとおりです。
継ぎ手の XML 情報には CATEGORY パラメータが含まれており、このパラメータにはファイル piping_mcat_dir.csv で設定した値が指定されている必要があります。この値は、パイプセグメントを選択した後、「継ぎ手挿入」(Insert Fitting) ダイアログボックスの継ぎ手カテゴリアイコンをアクティブにするかどうかを制御します。
SNAME パラメータには、カテゴリに対応するファイル piping_mcat_dir.csv の値が指定されている必要があります。たとえば、CATEGORY = VALVE および SNAME = GATE と指定した場合、そのバルブの継ぎ手カテゴリアイコンはアクティブになり、「継ぎ手挿入」(Insert Fitting) ダイアログボックスの「選択名」(Selection Name) リストには GATE が表示されます。
継ぎ手の XML 情報に SIZE パラメータが含まれている場合、仕様駆動パイピングにおいて選択したパイプセグメントのサイズが一致する場合のみ、継ぎ手を使用できます。SIZE パラメータが指定されていない XML 継ぎ手は、仕様駆動パイピングで選択したパイプセグメントに関係なく挿入できます。
グループ継ぎ手の挿入の場合も、前述の前提条件が適用されます。
配置継ぎ手の挿入時は、次の状態になります。
配置継ぎ手を挿入するたびに、継ぎ手カテゴリアイコンと「継ぎ手挿入」(Insert Fitting) ダイアログボックスの「選択名」(Selection Name) が更新されます。
選択した継ぎ手のバルブ番号、新規サイズ、分岐サイズなど、内容に応じた情報は、スケマティック情報ファイルの情報に基づいて表示されます。
 
内容に応じた情報がスケマティック情報ファイルで使用不可能な場合、該当する値を指定してください。
グループ継ぎ手は、スケマティック情報を使用して、単一の継ぎ手の挿入と同じ方法で挿入できます。
使用可能なすべてのスケマティック継ぎ手を挿入し、さらに継ぎ手を挿入する場合は、非スケマティックモードでのみ挿入が可能です。