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入口ポート
継ぎ手に 2 つ以上のポートがある場合、1 つ以上のポートの Z 軸が入口ポートの Z 軸と揃っているか平行になっている必要があります。コーナー継ぎ手と側面小分岐継ぎ手は例外です。2つのポートのうち1つを継ぎ手の入口ポートとして指定する必要があります。これはコーナー継ぎ手や小分岐継ぎ手にも同じように適用されます。
継ぎ手の適切なポートに SIZE パラメータを付けて、ライブラリ部品作成中に入口ポートを指定します。
入口ポートの指定
ライブラリ部品作成中に、継ぎ手の適切なポートに SIZE パラメータを付けると、入口ポートを指定できます。
継ぎ手挿入機能によって、継ぎ手の挿入時に入口ポートの Z 軸は継ぎ手が挿入されるパイプセグメントに自動的に整列します。デフォルトでは、継ぎ手は「近い」(NEAR) オプションを使用して挿入されます。このオプションでは、継ぎ手入口ポートがパイプライン上の指定された挿入位置に整列します。継ぎ手出口ポートは、入口ポートの流れ方向の下流に配置されます。
入口ポートの概念は、チェックバルブや特別なタイプのグローブバルブなど、方向指定の継ぎ手にとって特に重要です。
「継ぎ手挿入」(Insert Fitting) ダイアログボックスの「配置 / 回転方向」(Placement / orientation) タブにある 「反転」(Flip) を使用して、継ぎ手挿入機能のデフォルト動作を変更できます。
分岐出口継ぎ手の入口ポート整列
分岐出口継ぎ手の入口ポートは、メインパイプラインの外側サーフェスに整列できます。
ネック出口継ぎ手の入口ポートは、常にメインパイプラインの外側サーフェスに整列されます。
ノズル出口継ぎ手と溶接式継ぎ手は、常にメインパイプセグメントの内側サーフェスに整列します。
継ぎ手の入口ポートがメインパイプセグメントの入口または出口サーフェスから一定の距離をおいて整列する場合もあります。