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継ぎ手の設定
継ぎ手について
継ぎ手は、特定の機能を実行するためにパイピングシステムに追加する部品やアセンブリです。パイプラインに挿入する際に簡単に呼び出せるように、継ぎ手をライブラリに保存することもできます。通常、4 つのタイプの継ぎ手を作成できます。
コーナー
端点
直線分割
直線連続
Piping では継ぎ手はアセンブリ構成部品として扱われます。モデルを継ぎ手として使用するには、以下のようなフィーチャーを備えている必要があります。
接続点で作成された入力ポート。入力ポートは、アセンブリ、部品、または継ぎ手の最上位レベル (継ぎ手アセンブリの最上位レベル) で作成した座標系です。
入力ポートは、特定のパイピングルーティングフィーチャーが参照できる座標系です。接触点、ラインルーティングの方向、開始点、継ぎ手の方向を定義できます。
入力ポートを作成する際は、以下のことに注意してください。
Z 軸の方向はルーティングの方向を決定します。継ぎ手では、Z 軸は常に継ぎ手の外側を指し、パイプラインはその Z 軸に平行な継ぎ手を入力するか、終了します。
継ぎ手では、入力ポートは中心線に沿って配置されています。パイプソリッドに必要な溶け込み距離により、継ぎ手フェースから入力ポートへのオフセットが決定されます。パイプ中心線はパイプ継ぎ手を通って継続しますが、継ぎ手に入るパイプセグメントは入力ポートでトリムされます。
座標の定義済みデータム点。接続したパイプセグメントの中心線またはパイプセグメントの終端に継ぎ手を整列させるときに使用されます。整列点は、通常、継ぎ手の線対称の中心で Z 軸に沿って配置されます。
例: 必要な参照のある T 字継ぎ手
3 つの入力ポートを定義する継ぎ手では、整列点は z 軸の交差位置にあります。入力ポートの z 軸は継ぎ手の外を指している必要があります。
1. この継ぎ手で 3 つの開始点が定義されています。
2. 中心線に沿ってデータム点が作成されます。