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スケマティック情報の指定について
指定とは、RSDesigner から仕様駆動パイプラインに XML データを関連付けるプロセスです。指定のプロセスで、その特定のパイプラインの XML データが保存されます。
コンフィギュレーションオプション piping_schematic_drivenyes に設定されている場合、「パイプライン指定」(Pipeline Designation) ダイアログボックスでスケマティック情報をパイプライン、継ぎ手、または装置に指定できます。
指定に使用された後でソース XML ファイルの情報が変更された場合、「パイプライン指定」(Pipeline Designation) ダイアログボックスの「再ロード」(Reload) オプションを使用して、XML ファイルの情報を再ロードする必要があります。XML ファイルが変更されたので「再ロード」(Reload) オプションを使用して指定情報を更新する必要があることを知らせるメッセージが表示されます。
「パイプライン指定」(Pipeline Designation) ダイアログボックスの「指定解除」(Undesignate) オプションを使用して、すでに指定されているパイプラインを非スケマティックモードに戻すことができます。「指定解除」(Undesignate) オプションを使用した場合、パイプラインに指定されているすべてのスケマティック情報が消去されます。
装置、ノズル、継ぎ手、および分岐の指定
「パイプライン指定」(Pipeline Designation) ダイアログボックスの「装置指定」(Designate Equipment)「ノズル指定」(Designate Nozzles)「継ぎ手指定」(Designate Fittings)、および「分岐指定」(Designate Branches) には、参照指定子と装置構成部品のリストがあります。
「指定子」(Designator) は、XML ファイルで指定する ref_des プロパティの値です。
「モデル」(Model) は、XML ファイルで指定する modelname プロパティの値です。「モデル」(Model) 列は、デフォルトでは表示されません。「モデル」(Model) 列を表示するには、「列」(Columns) > 「モデル」(Model) の順にクリックします。
「構成部品」(Component) は仕様駆動パイピングの構成部品名です。「ステータス」(Status) 列に値 Auto Match が表示されている場合、構成部品名は自動的に表示されます。「モデル」(Model) に表示される modelname プロパティの値が、選択したアセンブリの仕様駆動パイピングの構成部品名と一致しない場合、「ステータス」(Status) 列には値 Missing が表示されます。構成部品を手動で指定するには、「オプション」(Options) > 「不適合許容」(Allow Mismatch) の順にクリックし、必要な構成部品を選択します。すると、「ステータス」(Status) 列には値 Manual Match が表示されます。
「モデル」(Model) 列に表示される値と同じ名前の構成部品について、仕様駆動パイピングアセンブリがサーチされます。サーチ結果に基づいて、「ステータス」(Status) 列には、次の値が表示されます。
「指定済み」(Designated) - 構成部品が指定されており、この情報がパイプラインに保存されます。
「自動で一致」(Auto Match) - 仕様駆動パイピングアセンブリで該当する構成部品インスタンスが 1 つ検出されて、自動的に一致します。
「手動で一致」(Manual Match) - 構成部品は手動ですでに選択されています。
「複数」(Multiple) - 同じ名前の構成部品が複数検出されています。
「不足」(Missing) - 「モデル」(Model) 列に表示されている名前の構成部品は、検出されていません。
「指定なし」(Undesignated) - 手動で指定なしに設定された構成部品。