ソリッドパイプの作成について
はじめに、中心線をルーティングしてパイプをルーティングします。ルーティングを完了したら、「パイプソリッド」(Pipe Solid) ダイアログボックスを使用して、中心線をルーティングするパイプに基づいてソリッドパイプを作成します。
正しい直径とウォールの厚みを持つ円柱でソリッドパイプが表示されます。パイプソリッドが作成される際には、分岐が出入りする位置でパイプラインに穴が開き、出入りする分岐はそれぞれ対応する挿入継ぎ手に合わせてトリムされます。
パイプラインのソリッド化は以下の作業を行う際に必要です。
• 部品表 (BOM) にパイプソリッド部品を表示。
• 部品モード、アセンブリモード、または元の参照アセンブリのない図面モードでソリッドパイプを検索。
• 質量特性計算や干渉計算などの技術計算を実行。
• パイプのソリッドジオメトリを参照するブラケットおよびその他の部品を作成。
ソリッドの数が変わるごとに (たとえば、直線分割継ぎ手を削除した場合など) ソリッドを定義または削除する必要があるので、パイピングソリッドはプロセスの最後で作成します。
パイプソリッドを作成する場合、次のパラメータが自動的に追加され、再生時に更新されます。
• 長さ
• セグメントの始点/終点
• 素材番号
• グレード
• 断面タイプ
• 形状
• OD
• ウォール厚み
• ベンド円弧しきい値
• 重さ/長さ
• 2 次元断面タイプ
• 長方形の高さ、幅、角度 (これらのパラメータは長方形のパイプでのみ追加されます)
• ベンドテーブル名
• 仕様
• サイズ
• スケジュール
• MCCS
• ID
• 圧力
• 作業圧力