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パイピングアセンブリの変換について
ユーザー駆動パイピング設計モードでは、パイピング設計プロセスの任意の時点で、「仕様駆動」(Spec Driven) チェックボックスを使用してパイピングアセンブリを変換できます。非仕様駆動または仕様駆動のパイピングアセンブリを即座にほかの設計モードに変換して、パイピングシステムの設計を続行することができます。
コンフィギュレーションオプション piping_design_method をユーザー駆動モードに設定した後、以下の処理が行われます。
パイピングアセンブリが開いていない場合、デフォルトで非仕様駆動設計モードに切り替わります。仕様駆動設計モードに切り替えるには、「仕様駆動」(Spec Driven) オプションを選択します。
既存のパイピングアセンブリが開いている場合、または既存のパイピングアセンブリを開いた後、そのアセンブリが作成されたときのパイピング設計モードに切り替わります。「仕様駆動」(Spec Driven) チェックボックスは現在の設計モードを示します。いつでもアセンブリを変換して設計モードを切り替えることができます。
アセンブリ変換プロセス
Piping では、パイピングアセンブリのタイプによって、2 とおりのパイピングアセンブリ変換プロセスが実行されます。
アセンブリタイプ
変換プロセス
仕様駆動から非仕様駆動
仕様駆動パイピングアセンブリでは、「仕様駆動」(Spec Driven) チェックボックスをオフにします。このプロセスの後、すべてのパイプラインが非仕様駆動と見なされます。
既存の継ぎ手はすべて、仕様駆動のままとなります。
非仕様駆動から仕様駆動
パイピングアセンブリでは、「仕様駆動」(Spec Driven) チェックボックスをオンにします。アクティブアセンブリの中の各パイプラインについて、「パイプラインを変換」(Convert Pipeline) ダイアログボックスで仕様固有のデータを指定する必要があります。このデータを入力した後、メッセージ領域には各パイプラインとその変換ステータスが表示されます。すべてのパイプラインを仕様駆動に変換する必要があります。
既存の継ぎ手はすべて、非仕様駆動のままとなります。
 
パイピングアセンブリの変換プロセスは、パイプラインベースでのみ行われます。継ぎ手は変換されません。
混合モデルは処理できません。同じパイピングアセンブリに非仕様駆動パイプラインと仕様駆動パイプラインの両方を含めることはできません。
混合アセンブリを処理できます。非仕様駆動および仕様駆動のアセンブリとサブアセンブリのグループを作成できます。
既存のすべてのライン素材は自動的に削除されます。非仕様駆動モードでは、各パイプセグメントに異なるライン素材を割り当てることができます。
パイプラインサイズの変化のためにパイプソリッド失敗が発生することがあります。