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クロッキング角度情報について
Creo Parametric によって平展開ホース両端の継ぎ手間のクロック角度が決定されます。この角度はねじれ角度とも呼ばれます。選択したセグメントには、ベンド、またはマイタカットが含まれていない場合がありますが、形状の正接を制御する直線断面は含まれます。このクロック角度情報は、ホースの製造に必須です。
クロック角度情報は、フレキシブルパイプおよび直線部分のあるフレキシブルパイプについてのみ取得できます。
図面レポートテーブルパラメータ、評価フィーチャー、または「パイプラインレポート」(Report Pipeline) ダイアログボックスを使用して、クロック角度情報にアクセスできます。
Creo Parametric 内で、フレキシブルホースの継ぎ手の間のクロック角度に関する情報を入手できます。フレキシブルパイプまたはホースの 2 つの継ぎ手端をホースにアセンブリし、そのホースをルーティング状態からフラットステートにする場合には、継ぎ手を正しくねじってホースにアセンブリする必要があります。これは、ホース自体にねじれを適用しなくてもホースがアセンブリにうまく適合することを目的としています。多くの継ぎ手は軸に対称ではないので、アセンブリ時に回転方向を指定する必要があります。
Creo Parametric では、クロック角度は、セグメントのもう一方の端で最終座標系と元の座標系が一致するまで、フレキシブルパイプの一方の端から初期座標系をスライドすることで計算されます。座標系の 2 つの X 軸の間の角度が決定されます。