参照の置き換えについて
アクティブなスケッチの失敗した参照または欠落した参照を別の参照に置換できます。これを行うには、「参照」(References) ダイアログボックスまたはショートカットメニューの「置換」(Replace) コマンドを使用します。アセンブリモードで、アセンブリ内の別のモデルまたは外部モデルで新しい参照を選択します。参照を置換すると、置換前の参照に関連付けられていたすべての寸法と拘束が再作成されます。元の寸法と拘束の ID は保持されます。
スケッチ参照を置換するときには、以下の点に注意してください。
• 参照を定義する元のジオメトリエンティティと新しいジオメトリエンティティが同じタイプである必要はありません。以下のジオメトリエンティティを交互に使用して参照を定義できます。
◦ 直線エッジ、直線カーブ、データム平面、データム軸、平面サーフェス (距離/角度の寸法および平行/垂直の拘束)
◦ ジオメトリエンティティ (「エンティティ上の点」拘束)
◦ エッジ、カーブ、平面、軸、サーフェスシルエット (正接の拘束)
◦ エッジ、カーブ、サーフェスシルエット (「エッジ使用」(Use Edge) の拘束およびその他の拘束)
• 元の参照と新しい参照のジオメトリタイプが同じではなく、交換できない場合、元の寸法と拘束は再作成されません。スケッチを配置するための新しい寸法と拘束は作成されます。これは、参照を削除し、削除した参照の代わりに新しい参照を追加することと同じです。
• 元の参照と新しい参照のジオメトリタイプが同じであっても、元の寸法と拘束を再作成できない場合があります。たとえば、元の参照が水平距離寸法を定義する垂直データム平面で、新しい参照が水平データム平面である場合などです。