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スケッチ設定の変更について
スケッチ設定はスケッチャーモードで次の方法でいつでも変更できます。
新しいスケッチ平面を選択する
方向参照を選択する
スケッチ設定を変更すると、アクティブな断面が再生されます。新しい方向設定でスケッチャージオメトリが表示されます。再生後、参照エラーがあればメッセージ枠に示されます。これはスケッチ設定を元に戻したりやり直したりした場合にも行われます。
スケッチ平面の変更
スケッチ設定を変更する場合、新しいスケッチ平面または方向参照として使用可能なデータム平面を新規作成できます。
スケッチ平面だけを変更した場合、次のいずれかになります。
既存の方向が新しいスケッチ平面に垂直である場合、これが維持されます。
それ以外の場合、既存の方向参照がデフォルトの方向参照に置き換えられます。デフォルトの方向参照は、既存の平面であるか、モデルのデフォルト座標系に基づきます。
 
*注記 座標系フィーチャーの有無に関係なく、スケッチ方向はモデルのデフォルト座標系に基づきます。
拘束と寸法への影響
スケッチの方向または方向参照を変更する際に、スケッチ自体を変更することはできません。この変更は、スケッチジオメトリエンティティとモデルジオメトリを剛体回転させることとほぼ同じです。スケッチを定義する拘束と寸法は次のように作用します。
水平拘束と垂直拘束 - 元の方向参照を基準とした平行拘束と直交拘束に置き換わります。寸法参照でない方向参照が参照に自動的に追加されます。後から平行拘束と直交拘束を追加できます。
固定寸法と仮寸法 - これらの寸法は残り、その値が維持されます。
水平方向と垂直方向での点間寸法 - これらの寸法は残りますが、その値は維持されません。その値が調整されて新しい方向が反映されます。
 
*注記 点間寸法を使用したトップレベルリレーションがあるスケッチでスケッチ設定を変更した場合、リレーション内の寸法が変更され、スケッチの形状が影響を受けます。駆動および被駆動の点間寸法が変更されます。
*注記 この場合、方向設定を変更することは剛体回転と同じではありません。
スケッチビューの方向を変更した場合、スケッチの寸法と拘束が自動的に変更されます。スケッチジオメトリは剛体変形しますが、モデルを基準としたその位置は変わりません。
 
*注記 スケッチを表示するため、断面を操作中に、スケッチの表側にあるモデルジオメトリを非表示にできます。
スケッチ平面を変更することで一部の外部参照が失敗した場合、参照の失敗がメッセージ枠に示されます。