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例: 抜き方向に対して直角でないドラフトサーフェス
「領域をドラフトで除外」(Exclude areas with draft) オプションの目的は、ドラフトサーフェスと抜き方向の間の角度がドラフト角度以上である領域をドラフトフィーチャーから除外することにあります。これは次の両方の条件を満たす場合に使用します。
ドラフトサーフェスが抜き方向に対して直角でない
ドラフトサーフェスの少なくとも一部と抜き方向の間の角度がドラフト角度以上である
この例では、抜き方向を定義するサーフェスに対して直角でないボスをドラフトします。ドラフト角度は 3°です。ドラフトサーフェスと抜き方向の間の角度は 3°より大きくなっています。
1. ドラフトサーフェス、ボスの側面
2. ドラフトヒンジ、ボスの上面
3. 抜き方向、水平サーフェス
「領域をドラフトで除外」(Exclude areas with draft) オプションが選択されていない場合、抜き方向に対して直角になるようにドラフトサーフェスの位置が変わります。
結果のドラフトフィーチャー:
「領域をドラフトで除外」(Exclude areas with draft) オプションが選択されている場合、ドラフトサーフェスの一方の側がドラフトフィーチャーから除外され、同じ平面に残ります。ドラフトサーフェスの反対側は抜き方向に対して直角になるように位置が変わります。ドラフトフィーチャーによってボス周辺のドラフトサーフェス領域がブレンドされます。すべてのドラフトサーフェスのドラフト角度が 3°以上になります。
結果のドラフトフィーチャー: