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ドラフトフィーチャーでのラウンドの処理について
内側ラウンドと接続ラウンド
以下の図では、オレンジ色のサーフェスがドラフトされています。灰色のサーフェスをドラフトすることはできません。ラウンドの 2 つのカテゴリを以下に示します。
ドラフトサーフェス間のラウンドは内側ラウンドとして認識されます。
ドラフトできないサーフェスとドラフトサーフェスの間のラウンドは接続ラウンドとして認識されます。
1. 内側ラウンド。その他すべてのラウンドは接続ラウンドです
内側ラウンドの処理
ドラフト対象のサーフェスにラウンドが含まれている場合、このような内側ラウンドを処理する 2 つの方法があります。コンフィギュレーションオプション draft_preserve_inlying_rounds によって、内側ラウンドを維持するかこれらをドラフトするかのデフォルトを定義します。 コマンドを使用して、ドラフトフィーチャーの内側ラウンドを維持するかドラフトするかを定義します。
内側ラウンドを維持
内側ラウンドを維持する場合、ドラフトは適用されますが、ラウンド自体はドラフトされません。これらはラウンドのままとなります。
内側ラウンドをドラフト
内側ラウンドをドラフトした場合、円錐曲線ラウンドになります。
1. ドラフトされた内側ラウンドは円錐曲線ラウンドになる
ヒンジとしての接続ラウンドサーフェスまたは面取りサーフェス
接続ラウンドまたは面取りのいずれかのサーフェスをドラフトヒンジとして選択できます。ヒンジサーフェスはドラフト対象として選択したサーフェスに隣接していなければなりません。接続ラウンドまたは面取りを構成するエッジが、ヒンジを定義するエッジチェーンのシードとして使用されます。このチェーンに沿って、ラウンドまたは面取りのサイズが変化しても構いません。
1. 接続ラウンドまたは面取りのサーフェスの 1 つを選択します。
以下のドラフトでは、分割オブジェクトが使用されています。ドラフトの各部分に 1 つずつ、2 つの異なる接続ラウンドがヒンジとして選択されています。