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軌道を定義する際の規則
一定断面スイープはフィーチャー作成の際にスケッチした軌道、または選択したデータムカーブやエッジにより作成した軌道を使用できます。通常、軌道は参照サーフェスに隣接するか、または平面的である必要があります。
スイープを定義する際、指定された軌道の妥当性がチェックされ、垂直サーフェスが設定されます。垂直サーフェスは、その法線が軌道の Y 軸を設定するために使用されているサーフェスです。複数のサーフェスが垂直サーフェスとして考えられる場合、デフォルトで 1 つのサーフェスが選択されます。「次」(Next) ボタンをクリックしてこのサーフェスを変更していき、垂直サーフェスにするサーフェスを選択することができます。
軌道として選択したチェーンタイプに応じて、次の処理が行われます。
全チェーンセグメントはエッジを参照 - 垂直サーフェスはエッジの隣接サーフェスになります。エッジが両側にある場合、矢印が必要なサーフェスと法線を示すまで「次」(Next) ボタンをクリックします。
全チェーンセグメントは、サーフェスを参照して (たとえば「投影」(Projected) オプションを使用して) 作成されたデータムカーブに属するエンティティを参照 - 垂直サーフェスはカーブの参照サーフェスになります。カーブが 2 つのセットのサーフェスを参照している場合は、矢印が必要なサーフェスと法線を示すまで「次」(Next) ボタンをクリックします。
全チェーンセグメントはスケッチデータムカーブを参照 - 垂直サーフェスはカーブのスケッチ平面になります。
エッジ/カーブのチェーンは平面です (直線以外)。
垂直サーフェスは、チェーンによって定義された平面です。
次の特殊な場合について考慮してください。
データムカーブとその隣接サーフェスがドーナツ状ベンドフィーチャーによって曲げられた場合、そのカーブを軌道として使用できます。
「チェーン」(Chain) ダイアログボックスの「参照でトリム」(Trim at Reference) または「参照まで延長」(Extend to Reference) を使用してチェーンを延長した場合、そのチェーンは平面であれば使用できます。
次の場合スイープが失敗することがあります。
軌道が自身と交差する。
断面を固定エンティティを基準に整列または寸法作成しますが、3 次元軌道に沿ってスイープすると、断面の回転方向は変化します。
円弧またはスプライン半径が断面に対して小さすぎ、フィーチャーが円弧を横切って自身と交差する。