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自動ラウンドフィーチャーについて
自動ラウンドフィーチャーを使用することで、ソリッドジオメトリまたは部品/アセンブリのキルトに一定半径のラウンドジオメトリを作成できます。自動ラウンドフィーチャーにアクセスするには、「モデル」(Model) をクリックし、 「ラウンド」(Round) の横の矢印をクリックして、 「自動ラウンド」(Auto Round) をクリックします。
部品モードでは、自動ラウンドフィーチャーをソリッドジオメトリまたはキルトジオメトリに作成できます。アセンブリモードでは、自動ラウンドフィーチャーをアセンブリレベルのキルトを持つモデルに作成できます。
自動ラウンドフィーチャーによって、自動ラウンドメンバーと呼ばれるラウンドフィーチャーが作成されます。自動ラウンドメンバーは、モデルツリーでは自動ラウンドフィーチャーのサブノードとして表示されます。デフォルトでは、自動ラウンドメンバーはモデルツリーに表示されません。ただし、これらを表示できます。モデルツリーで、 > 「ツリーフィルタ」(Tree Filters) の順にクリックします。「モデルツリーアイテム」(Model Tree Items) ダイアログボックスが開きます。「フィーチャータイプ」(Feature types)「自動ラウンドメンバー」(Auto round member) チェックボックスをオンにします。
自動ラウンドフィーチャーで、自動ラウンドメンバーの作成順序を変更することはできません。ただし、コンフィギュレーションオプション autoround_max_n_chains_per_feat の値として、自動ラウンドフィーチャーの各自動ラウンドメンバーに含めることができるエッジチェーンのおおよその数を指定できます。
自動ラウンドフィーチャーを作成すると、デフォルト名が付きます。デフォルト名は「自動ラウンド」に連番が付いたものになります (例: 「自動ラウンド 1」)。自動ラウンドフィーチャーの各自動ラウンドメンバーのデフォルト名は、「自動ラウンド #」に連番が付いたものになります (例: 「自動ラウンド 1 [1]」)。自動ラウンドフィーチャーの名前は変更できますが、自動ラウンドメンバーの名前を個別に変更することはできません。
自動ラウンドフィーチャーには、凸状エッジと凹状エッジに 1 つずつ、最大 2 つのラウンド半径を作成できます。凸状半径と凹状半径は、自動ラウンドフィーチャーの属性です。
自動ラウンドフィーチャーを作成または再定義するときに、その形式を定義できます。形式を次のいずれかに定義できます。
サブノードがある自動ラウンドフィーチャー
ラウンドグループ
モデルを修正して自動ラウンドフィーチャーを再生すると、エッジがラウンドされる順序が変わることがあります。修正前にはラウンドされなかったエッジがラウンドされ、修正前にラウンドされていたエッジがラウンドされなくなることがあります。自動ラウンドフィーチャーによってラウンドできなかったエッジまたはエッジチェーンについて、ジオメトリチェックが作成され、ステータスバーにそれについてのメッセージが表示されます。自動ラウンドフィーチャーを再定義することで、このようなエッジまたはエッジチェーンをラウンド操作から除外できます。
自動ラウンドメンバーを右クリックして 「情報」(Information) > 「フィーチャー」(Feature) の順に選択することで、自動ラウンドメンバーについての情報を取得できます。抑制、レジューム、パターン化、ミラーなどのフィーチャー操作を自動ラウンドメンバーに対して実行することはできません。