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例: 埋め込み穴ファイルを使用した標準穴の作成と再定義
この例では、埋め込み穴ファイルを使用して、既存の穴を再定義したり新しい標準穴を作成したりする方法について説明します。
1. ユーザー A はカスタム穴ファイル (CUSTOM_UNC) を使用して UNC 穴を定義し、コンフィギュレーションオプション hole_file_resolutionuse_internal に設定します。
カスタム穴ファイル (CUSTOM_UNC) が選択された「穴」(Hole) タブ
直径値がカスタマイズされた穴
2. ユーザー A は部品モデルを保存します。これにより、部品に穴ファイル CUSTOM_UNC が埋め込まれます。
3. ユーザー A は設定の異なる CUSTOM_UNC ファイルを持つユーザー B に部品モデルを送り、コンフィギュレーションオプション hole_file_resolution がデフォルトの値 replace_with_externalに設定されます。
4. ユーザー B は、ユーザー A が作成した穴を再定義することで部品を編集します。これによって、穴の設定はユーザー B の穴ファイル CUSTOM_UNC に従って変更されます。
再定義によって直径値が変更された穴
5. ローカルな穴ファイル CUSTOM_UNC に従って穴の値が変わってしまう問題を解決するには、ユーザー B はコンフィギュレーションオプション hole_file_resolutionuse_internal に設定し、埋め込みのカスタム穴ファイル (CUSTOM_UNC) を使用して穴を再定義する必要があります。ユーザー B は埋め込みのカスタム穴ファイルを使用して、新しい穴を作成することもできます。