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部品モデルへの穴ファイルの埋め込みについて
カスタマイズした穴ファイルを使用して作成された標準穴がある部品モデルを別のユーザーと共有する場合、各ユーザーが使用可能なデフォルトの穴ファイルによって穴パラメータが変化して、モデル内の標準穴が変更される可能性があります。このような穴パラメータの変化を防止するため、部品モデルを共有する前に、部品モデルに穴ファイルを埋め込む必要があります。このように穴ファイルを埋め込むことで、モデルでカスタマイズした穴ファイルのパラメータが必ず使用されます。
hole_file_resolution コンフィギュレーションオプションを use_internal に設定して、穴ツールを有効にして穴ファイルを部品モデルに埋め込むか、または、replace_with_external に設定して穴ツールを有効にして外部の穴ファイルを参照します。
 
*注記 部品モデルに穴ファイルを埋め込んだ後、hole_file_resolution コンフィギュレーションオプションを再度 replace_with_external に設定すると、作成した新しい標準穴または再定義された既存の標準穴について、穴ツールは埋め込まれた穴ファイルを無視し、外部の穴ファイルを参照するようになります。
新しい標準穴または再定義された標準穴の穴ファイルのみを埋め込むことができ、いずれの場合も 1 つのバージョンの穴ファイルだけを埋め込むことができます。
部品モデルで使用されている穴ファイルだけを埋め込むことができ、カスタマイズしたすべての穴ファイルを埋め込むことはできません。部品モデルに穴ファイルを埋め込んだ後で、埋め込まれている穴ファイルに対して変更を加えることはできません。