格子フィーチャーのユーザーインタフェースについて

「格子」(Lattice) タブは、コマンド、タブ、ショートカットメニューから成ります。「モデル」(Model) > 「エンジニアリング」(Engineering) >

「格子」(Lattice) の順にクリックして、「格子」(Lattice) タブを開きます。

• 「格子タイプ」(Lattice Type) - 格子のタイプを設定します。「3D」または「2.5D」を選択できます。

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- セルの Z 軸を揃える方向を定義します。「Z 方向」(Z Direction)、「X 方向」(X Direction)、または「Y 方向」(Y Direction) を選択できます。

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- 内部ボリュームでのセルの配置を定義します。次のいずれかを選択できます。

◦ 「標準」(Regular) - ボリュームをレイヤーごとに充填します。

◦ 「準放射状」(Quasi-radial) - ボリュームを円形パターンで充填します。

▪ 「基準セル番号」(Base Cell Number) - 1 つの円の中のセルの数を設定します。

◦ 「ヘリンボン」(Herringbone) - ボリュームをジグザグパターンで充填します。

◦ 「簡略化」(Simplified) - 格子の軽量近似を作成します。質量特性も近似されます。簡略表示を使用することでパフォーマンスが向上します。簡略表示を 3D プリンタにエクスポートすることはできません。

Creo 5 以降では、質量特性の計算に簡略格子が含まれます。Creo 5 より前に保存された格子の場合、簡略格子を含める前にモデルを再生する必要があります。

◦ 「フルジオメトリ」(Full Geometry) - すべての特性と正確な外観を含む格子の完全なジオメトリを作成します。フルジオメトリ表示ではより多くのリソースが必要となり、格子に多数の格子セルが含まれている場合には特に、システムが遅くなることがあります。フルジオメトリ表示は 3D プリンタにエクスポートできます。

◦ 「均質」(Homogenized) - 格子のボリュームを表す半透明サーフェスの特別なキルトを作成します。

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- 現在の比率を維持したまま、現在のセルサイズを基準にしてセルのサイズを設定します。

◦ 「ソリッドを変換」(Convert Solid) チェックボックス - ソリッド部品を格子に変換します。「ソリッドを変換」(Convert Solid) を選択した場合、次のオプションも使用できます。

▪ 「シェルを保持」(Keep Shell) チェックボックス - ソリッドのシェルを格子の一部として含めます。このオプションを選択した場合、次のオプションが使用可能になります。

▪ 「シェル側」(Shell Side) - シェルが作成される方向を制御します。「内側」(Inside) または「外側」(Outside) を選択できます。

▪ 「除外されたシェルサーフェス」(Excluded Shell Surfaces) コレクター - シェルから除外されるサーフェスが表示されます。

▪ 「詳細」(Details) - 関連するサーフェスセットが表示されます。

◦ 「ソリッドを変換」(Convert Solid) をオフにした場合、次のオプションを使用できます。

▪ 「境界サーフェス」(Bounding Surfaces) コレクター - 格子の内部ボリュームを定義するサーフェスが表示されます。

◦ 「1 つ目のセルの位置」(First Cell Location) コレクター - 格子の 1 つ目のセルの位置として座標系を選択します。デフォルト座標系の基準が自動的に選択されます。

◦ 「開状領域をパッチ」(Patch Open Areas) チェックボックス - 穴などの開状領域内に境界サーフェスを作成します。

◦ 「失敗したジオメトリをスキップ」(Skip Failed Geometry) チェックボックス - ジオメトリが失敗した場所には格子要素を追加しません。

◦ 「セル形状」(Cell Shape) - 格子のセルの形状を定義します。

◦ 「セルサイズ」(Cell Size) - セルの「X」、「Y」、「Z」寸法を定義します。これらはモデル単位を使用したセルの絶対寸法です。

◦ 「スキュー角度」(Skewing Angle) - セルの傾斜角度を定義します。

◦ 「ラウンド半径」(Round Radius) チェックボックス - ラウンドエッジの半径を定義します。密度が可変の格子を作成した場合、ラウンド半径は無視されます。

◦ 「セルのコンフィギュレーション」(Cell Configuration) - 3D 格子でセルを構成するビームのタイプを設定します。

▪ 「すべてクリア」(Clear all) - すべてのタイプのビームをクリアします。

▪ 「カスタム」(Custom) - ユーザー定義の選択組み合わせが可能になります。三角形、四角形、または六角形タイプの格子では、どのタイプのビームを構造に含めるか除外するかを定義することによって、セルの内部構造を制御します。

▪ 「内側水平ビーム」(Inner Horizontal Beams) と「内側垂直ビーム」(Inner Vertical Beams) を同時に使用

▪ 「外側水平ビーム」(Outer Horizontal Beams) と「外側垂直ビーム」(Outer Vertical Beams) を同時に使用

▪ 「トラス」(Truss) - 「外側トラスビーム」(Outer Truss Beams) と「内側トラスビーム」(Inner Truss Beams) のみを選択します。「四角形」(Square) および「三角形」(Triangular) のセルに使用できます。

◦ 「付随的なビームを除去」(Remove Dangling Beams) - 3D 格子で、両側をソリッドまたは別のビームに接続していないビームを除去します。

◦ 「ウォール厚み」(Wall Thickness) - 2.5D 格子でセルのウォールの厚みを設定します。

◦ 「水抜き穴を追加」(Add Drain Holes) - 2.5D 格子でスロット形の穴をセルに追加します。次のオプションがあります。

このタブでは、3D 格子のビームを定義および表示します。次のオプションがあります。

◦ 「2 次元断面タイプ」(Cross Section Type) - ビームの 2 次元断面の形状を定義します。

◦ 「2 次元断面サイズ」(Cross Section Size) - ビームの 2 次元断面のサイズを定義します。

◦ 「プロファイルタイプ」(Profile Type) - ビームの形状を定義します。「直線」(Straight) または「放物線」(Parabolic) を選択できます。

◦ 「放物線の半径」(Parabolic Radius) - ビームのプロファイルが「放物線」に設定されている場合、放物線の半径を設定します。

◦ 「プロファイル係数」(Profile Coefficient) - ビームのプロファイルが「放物線」に設定されている場合、プロファイルの係数を設定します。

◦ 「ボール直径」(Ball Diameter) - プロファイルとして「直線」(Straight) が選択されている場合、ビームが交差するコーナーとセルの中央にボールを追加し、そのサイズを設定できます。

このタブでは、可変密度の格子を定義します。密度はビームの 2 次元断面のサイズによって決まります。次のオプションがあります。

◦ 「可変ビーム」(Variable Beams) - セットを管理します。各セットによってボリューム領域が定義されます。

◦ 「距離」(Distance) - 参照を基準にして、可変の格子が作成される領域のサイズを定義します。

◦ 「参照 2 次元断面サイズ」(Ref Cross Section Size) - 指定した参照の位置で、ビームの 2 次元断面を設定します。

◦ 「サイズの変化率」(Rate of Size Change) - ビームのサイズが変化する速さを設定します。このオプションが 1 に設定されている場合、変化率は線形です。この値が 1 より小さい場合、変化率は線形より低くなります。この値が 1 より大きい場合、変化率は線形より高くなります。

◦ 「参照」(References) - 可変密度のボリューム領域を作成するときに使用する参照を定義します。この参照として、点、カーブ、座標系の基準、またはサーフェスを選択できます。

◦ 「最小ビームサイズ」(Minimal Beam Size) - 格子の作成をいつ中止するかを定義します。

◦ 「テーパビーム」(Tapered Beam) チェックボックス - ビームをテーパにするかどうかを設定します。