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パラメータファイルを使用したコスメティックねじの定義
パラメータファイルには、ねじパラメータの情報が含まれています。ワーキングディレクトリに .thr ファイルとして保存されます。パラメータファイルを使用してコスメティックねじを定義できます。パラメータファイルは、「ねじ」(Thread) タブの「プロパティ」(Properties) タブを使用して編集します。パラメータファイルを使用して、カスタムコスメティックねじを作成できます。たとえば、ねじの直径の値を 2 つ定義し、インチ単位の部品にメートル単位のねじを配置したり、メートル単位の部品にインチ単位の部品を配置したりすることができます。
コスメティックねじパラメータの値は、パラメータファイルとフィーチャー作成ユーザーインタフェースの両方で指定できます。デフォルトで、フィーチャー作成ユーザーインタフェースで指定した値が使用されます。パラメータファイルの値を変更したり、新しいパラメータファイルを読み込んでも、フィーチャー作成ユーザーインタフェースで指定した値は変更されません。たとえば、直径 2.5 のねじを指定して、パラメータファイルを変更して直径を 3.5 とした場合、ねじの直径は 2.5 のままです。
パラメータファイルと作成ユーザーインタフェースとのアソシエティビティはフィーチャー作成の間しか存在しません。パラメータファイルの値を変更すると、モデルとのアソシエティビティがなくなります。フィーチャーと直径またはねじタイプを再定義しても、手動で変更するまでパラメータファイルは変更されません。
ねじがおねじ (ねじサーフェスのジオメトリがシャフト) であるか、めねじ (ねじサーフェスのジオメトリが穴) であるかによって、パラメータファイル内の「ねじ配置」(THREAD PLACEMENT) の値が計算されます。
コスメティックねじフィーチャーの外側で、「ツール」(Tools) > 「パラメータ」(Parameters) の順にクリックすることで、ねじパラメータの値を表示します。「パラメータ」(Parameters) ダイアログボックスで、「サーチ先」(Look In) の下で「フィーチャー」(Feature) を選択して、モデルツリーでコスメティックねじフィーチャーを選択します。