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ジオメトリチェックの使用
再生に問題が起こらないように、ジオメトリエラーがチェックされます。必要に応じて、正常に作成されたフィーチャーに対して、「情報」(INFO) メニューと「モデルトリム」(TRIM MODEL) メニューおよびモデルプレーヤー (開いている場合) で「ジオメトリチェック」(Geom Check) コマンドが自動的にアクティブ化します。
たとえば、フィーチャーの作成または再生中に問題のあるジオメトリ状態が検出された場合、「警告: 設計意図が不明確です。「情報/ジオメトリチェック」で詳細化します。」(WARNING: Design intent is unclear. Use Info > Geometry Check for more details) というメッセージが表示されます。
「ジオメトリチェック」(Geom Check) コマンドを使用してエラーの可能性があるフィーチャーを表示し、その定義を修正してエラーの原因を取り除くことができます。「ジオメトリチェック」(GEOM CHECK) メニューに、問題のあるフィーチャーの名前リストと「回復」(Restore) コマンドが表示されます。
ジオメトリチェックの警告の原因
次のような場合、ジオメトリチェックの警告が出る可能性があります。
ブラインドフィーチャーを、ある部品から完全に押し出すか、あるいは別のサーフェスと交差させるような場合
ブラインドの深さが十分でないと、小さなギャップができてしまいます。これは自動的に検出されます。押し出しの値のみを修正するのではなく、「貫通」(Thru) の深さオプションのいずれかを使うようにフィーチャーを再定義してください。
ドラフトサーフェスで交差するフィーチャーをスケッチする場合
ドラフトの角度が気づかないほど小さい場合でも、スケッチしたフィーチャーは、交差するフィーチャーと正確に整列しない可能性があります。元のドラフトのないサーフェスにフィーチャーをスケッチするか、エンティティが正確に整列されるように 「投影」(Project) オプションを使用します。