オブジェクトタイプ

• 部品 - メジャーの変動量に関係する Creo Parametric モデルの部品。これは、Creo Parametric モデルの実際の部品であっても、トップレベルアセンブリまたはサブアセンブリの 1 つを表す仮想構成部品であっても構いません。

- Creo Parametric モデルの直線位置またはサイズ寸法。標準の直線およびサイズ寸法では、メジャーの変動量は Creo Parametric の寸法の公差プロパティに基づきます。基準直線寸法では、メジャーの変動量は PTC Creo Parametric で選択した関連する幾何寸法公差に基づきます。

• インタフェース - 「メジャーテーブル」(Measurement Table) 内の部品の各ペアの間には、隣接する部品間のアセンブリインタフェースを表すインタフェースオブジェクトが表示されています。インタフェースオブジェクトのプロパティは、前の部品の最後のフィーチャーと次の部品の最初のフィーチャーによって決まります。たとえば、前の部品の最後のフィーチャーがピンで次の部品の最初のフィーチャーが穴である場合、インタフェースオブジェクトはピン/穴アセンブリインタフェースを表します。「接続」(Attachment) 列のドロップダウンメニューを使用して、インタフェースの接続オプションを指定できます。ピン/穴インタフェースの場合、ピンを穴の中心に配置するか、(寸法ループダイヤグラムに示されている方向に基づいて) 右または左に接触させるか、浮動にするかを指定します。

浮動オプションを選択した場合、穴の中のピンのランダムな変動量を表す追加の変数がモデルに導入されます。クリアランスの分布が一様であるという前提で、ピンと穴の直径の分布に基づいて「浮動」変数の分布が計算されます。

隣接する部品間にギャップがある場合、そのギャップは、「ギャップを閉じる」(Close gap) インタフェースを使って埋めることができます。2 つの部品の間の「ギャップを閉じる」(Close gap) 要素によって、部品間のクリアランスが解析中に除去されます。