Creo Tolerance Analysis > 公差解析リファレンスガイド > Tolerance Analysis > 統計変動量解析 > 分布タイプ
  
分布タイプ
Creo Tolerance Analysis powered by CETOL Technology では、解析に正規 (ガウス)、一様、ラムダの 3 つの分布タイプが用意されています。
統計的分散は、公差モデルにおいてこれらの 3 つの分布タイプのいずれかで表現されます。
正規 (ガウス) 分布
正規分布は 2 つのパラメータ (平均および標準偏差) で完全に定義できます。PTC Creo Parametric Tolerance Analysis では、すべての部品寸法の分布は正規分布であると仮定します。
一様分布
一様分布は 2 つのパラメータ (最小および最大) で完全に定義できます。PTC Creo Parametric Tolerance Analysis では、浮動インタフェースのクリアランスの分布は一様分布であると仮定します。
ラムダ分布
ラムダ分布は、4 つのラムダパラメータで定義される統計分布です。標準モーメントラムダ (ラムダ) 分布は非常にフレキシブルな汎用的分布です。これは 4 つのラムダパラメータを使って定義されますが、平均、標準偏差、歪度、および尖度を使って指定されます。
メジャーの定義に浮動インタフェースがある場合、解析結果がラムダ分布になることがあります。これ以外の場合、解析結果は必ず正規分布になります。
統計変動量解析