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データ管理とユーザーインタフェースの問題
公差解析を実行する場合、次の 3 つのオプションがあります。
「簡易」(Quick) - 一時的な解析に使用します。永久に保存しておく必要がない一時的な解析を実行する場合には「簡易」(Quick) を使用します。
 
*注記 このオプションを選択して または をクリックすると、Tolerance Analysis インタフェースが終了します。寸法公差に対する修正は一切保存されません。
「保存済み」(Saved) - 公差解析をカレントの Creo Parametric セッションに保存します。解析をフィーチャーとして永続的に保存するには、Creo Parametric で「保存」(Save) をクリックします。保存済みの公差解析は「公差解析マネージャ」(Tolerance Analysis Manager) にリストされます。
「フィーチャー」(Feature) - 公差解析を解析フィーチャーとしてカレントの Creo Parametric セッションに格納します。解析をフィーチャーとして永続的に保存するには、Creo Parametric で「保存」(Save) をクリックします。
「公差解析マネージャ」(Tolerance Analysis Manager) ダイアログボックスのリストで保存済みの公差解析メジャーを選択して「編集」(Edit) をクリックすることで、公差解析メジャーを表示および修正できます。フィーチャーとして保存されている公差解析メジャーは、PTC Creo Parametric のモデルツリーに表示されます。公差解析フィーチャーを右クリックして「定義を編集」(Edit Definition) を選択することで、そのプロパティを確認および編集できます。
公差解析メジャーは PTC Creo Parametric の寸法を参照するため、参照先の寸法または公差が PTC Creo Parametric で修正されると、メジャーの結果が自動的に更新されます。
Creo Tolerance Analysis powered by CETOL Technology で寸法を選択すると、その寸法が元のプロパティで Creo Parametric に表示されます。その寸法に対して変更を加えている場合、Creo Tolerance Analysis のプロパティが Creo Parametric での寸法のプロパティと異なる場合があります。ダイアログボックスの右下隅にある をクリックして公差解析メジャーに対する変更を確定すると、公差解析はアセンブリモデルに保存されます。寸法のいずれかのプロパティを変更した場合、これらの変更が Creo Parametric に反映されます。
Creo Parametric Tolerance Analysis は Creo Parametric にネイティブの機能ではないため、このアプリケーションの動きは Creo Parametric の標準の動きとは少し異なります。
公差解析データは、アクティブな構成部品とは関係なく、必ずトップレベル構成部品に保存されます。
Creo Tolerance Analysis の実行中は、Creo Parametric のほとんどの機能は無効化されています。
Creo Parametric のダイアログボックスでの中マウスボタンのクリックは「OK」をクリックしたことに相当しますが、Tolerance Analysis のダイアログボックスでは中マウスボタンをクリックしても何も変化しません。