PTC Creo ModelCheck Teacher: マージフィーチャーおよびカットアウトフィーチャー
アセンブリモードでは、部品の一組の材料と同一アセンブリの別の部品の一組の材料との間での追加や除去が可能です。これを行った場合、マージまたはカットアウトと呼ぶ新しいフィーチャーが、処理を実行した部品それぞれに追加されます。
マージおよびカットアウトフィーチャーが危険な理由
「参照」(Reference) オプション (コピーではなくて) を使用してマージまたはカットアウトが作成された場合、新しいフィーチャーは参照先の部品に依存することになります。これは、マージまたはカットアウトフィーチャーがある部品を読み込む場合、マージを再作成するためには、Creo Parametric がすべての参照部品をセッションに読み込まなければならないことを意味します。また、参照部品は Creo Parametric からサーチ可能な位置に必ず常駐している必要があることを意味します。
外部参照や依存なしに、マージまたはカットアウトフィーチャーを作成するには、「コピー」(Copy) オプションを使用します。このようにすれば、新しいフィーチャーがすべての部品に追加されますが、参照部品とのすべての関連が解除されます。
異なるアセンブリの部品を再使用することが多い場合には、「参照マージ」(Reference Merge) または「カットアウト」(Cutout) を使用しないでください。部品の外部参照が多くなりすぎ、すべてのモデルの管理が困難になります。