例: OVERRIDE CHECKS サンプル行の説明
サンプル condition.mcc の OVERRIDE CHECKS セクションの行を次に示します。
• IF (NOCHECK) NOCHECK
パラメータ NOCHECK を検索するように Creo ModelCHECK に指示します。モデル内でこのパラメータが見つかった場合、Creo ModelCHECK はモデルのチェックをスキップします。モデルのチェックをしないように Creo ModelCHECK を設定するいくつかの例は、次のとおりです。
◦ IF (SPECIFIC) NOCHECK
モデル内にパラメータ SPECIFIC がある場合、モデルのチェックをスキップします。
◦ IF (SPECIFIC EQ PTC) NOCHECK
モデル内に値が PTC であるパラメータ SPECIFIC がある場合、モデルのチェックをスキップします。
◦ IF (MODELNAME EQ 123*) NOCHECK
モデル名が 123 で始まる場合、モデルのチェックをスキップします。
◦ IF (MODEL_UNIT NEQ MM) AND (MODEL_UNIT NEQ INCH) NOCHECK
モデルの単位が mm でもインチでもない場合、モデルのチェックをスキップします。
• IF (MODEL_SIZE EQ LARGE) SHARP_EDGES = No
パラメータ MODEL_SIZE を検索し、値 LARGE があるかどうかを判別するように、Creo ModelCHECK に指示します。このパラメータ値があれば、Creo ModelCHECK はこのモデルで鋭いエッジのチェックを行いません。
• IF (DRAWN_BY EQ John Wallace) MODEL_NAME = Error
パラメータ DRAWN_BY を検索し、値 John Wallace があるかどうかを判別するように、Creo ModelCHECK に指示します。このパラメータ値があれば、Creo ModelCHECK はチェックで不合格になった場合にエラーを報告するように、この MODEL_NAME チェックを設定します (チェックコンフィギュレーションファイル内にある内容をすべて無効にする)。
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注記 パラメータ名と値では、大文字と小文字を区別します。 Creo ModelCHECK でパラメータの大文字と小文字のバージョンを受け入れるようにする場合は、それらのバージョンを別々の 2 行に指定します。
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