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カーブと図面のチェック
「ジオメトリチェック (VDA 標準)」(Geometry CHECK (VDA standard)) ダイアログボックスの「カーブ - 図面」(Curve & Drawing) タブをクリックすると、タブページが表示されます。以下のコマンドがあります。
Distance from Itself - GeomIntegrityCHECK は、従属サーフェスに対する境界カーブで区切られたサーフェスの近接度をチェックします。また、カーブがサーフェスのパラメータ範囲を超えていれば、境界カーブを報告します。
Self-Penetration - GeomIntegrityCHECK はすべての境界サーフェスをチェックして、設定された公差内で、境界を形成する面カーブパスがそれ自体と交差するかどうか、境界サーフェスの面カーブパスが相互に貫通しているか、または相互に接触しているかどうかを確認します。交差または貫通している面カーブパスが報告されます。
自己貫通カーブ :
自己貫通には設計目的がありません。自己貫通は常にエラーです。自己貫通により、オフセットまたは面の作成などのその他の幾何演算に関する問題や NC プログラミングに関する問題が発生します。
推奨する解決方法:
カーブを正しく再生します。
IGES Conform Text - 図面で、GeomIntegrityCHECK は IGES フォントに適合していないテキストを報告します。
テキストと寸法の作成時は、特殊文字と変化した母音 (ウムラウト) のほかに ß は転送の問題につながる可能性かあります。非常に多数のテキスト文字数 (1 行あたり 70 文字超) と複数行テキストは転送時に消失するおそれがあるので避けてください。あるいは、問題に関する特別な契約を結ぶ必要があります。
推奨する解決方法:
特殊文字、ウムラウト、および s (たとえば、a を ae に、s を ss に) を置換します。70 文字以上のテキストは、いくつかの短いテキストに分割する必要があります。複数行テキストは、いくつかの単一行テキストに置換てください。
カーブと図面チェックのためのすべての設定を決定した後、「OK」をクリックしてチェックプロセスを開始するか、「キャンセル」(Cancel) をクリックして新しい設定を指定します。