コンフィギュレーションファイルへのアクセスの制御
システム管理者は、次の 2 つの方法で Creo ModelCHECK コンフィギュレーションファイルに対するアクセスを制御できます。
• オペレーティングシステムレベルでファイルのアクセス許可を使用する
ユーザーはすべてまたは特定のコンフィギュレーションファイルへのアクセスを制限されることがあります。ただし、すべてのユーザーが Creo Parametric の「コンフィギュレーションロード」(Load Config) ドロップダウンリストからコンフィギュレーション条件を選択し、「ModelCHECK コンフィギュレーションツール」(ModelCHECK Configuration Tool) の「コンフィギュレーションをリスト」(List Configs) を使用できます。
• 外部テキストファイル (external_access.txt) を使用してアクセスを制御する
config_init.mc ファイルのコンフィギュレーションオプション MC_AUTHORIZATION_FILE で、外部ファイルの使用が指定されています。環境変数 MCDIR を設定している場合にのみ、Creo ModelCHECK で external_access.txt が使用されます。このファイルは、環境変数 MCDIR によって指定される config ディレクトリの text サブディレクトリにあります。
ユーザーはそのロールに従って分類およびリストされます。管理者はすべてのコンフィギュレーションファイルに対する完全なアクセス権がありますが、通常のユーザーにはコンフィギュレーションファイルに対するアクセス権はありません。通常のユーザーには、コンフィギュレーション条件の選択、ジオメトリ整合性チェックへのアクセス、「コンフィギュレーションをリスト」(List Configs) の使用のみが許可されます。
サンプルテキストを次に示します。
# ModelCHECK authorization file
#######################
#User List
#################*#####
LIST_ADMINISTRATOR mfischer
LIST_ADMINISTRATOR administrator
LIST_ADMINISTRATOR demo
#######################
#User List
#######################
LIST_USER viarora
LIST_USER wtaylor
LIST_USER ngohil
LIST_USER rjain