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Creo ModelCHECK と PDM システムの統合について
Creo ModelCHECK と PDM システムとの間でモデルについての情報を交換できます。Creo ModelCHECK ゲートキーパーは、Creo ModelCHECK の結果を利用して Windchill へのモデルのチェックインを許可または防止する Windchill 機能です。Windchill では、モデルが指定されている設計基準を満たしている場合にのみ、チェックインが許可されます。さらに、Creo ModelCHECK からサーチされた CAD オブジェクトの属性として、形状索引結果を Windchill データベースに保存できます。Creo ModelCHECK は情報を収集し、モデルパラメータを介してこの情報を渡します。この情報は最終的に Windchill 属性に保存されます。
モデルを修正した後で Creo ModelCHECK を実行した場合にモデルファイルの以下のパラメータを更新するように Creo ModelCHECK を設定できます。
MODEL_CHECK (文字列) - Creo ModelCHECK が最後に実行された日時です。
MC_ERRORS (整数) - 検出されたエラー数です。
MC_CONFIG (文字列) - 使用したコンフィギュレーションファイルの名前です。
MC_MODE (文字列) - Creo ModelCHECK が実行されたモードです。対話型、再生、保存、またはバッチのいずれかになります。
 
*注記 これらのパラメータの値は表示できますが、変更することはできません。モデルに使用可能なパラメータがない場合、モデルが修正されたかどうかにかかわらず、Creo ModelCHECK によってパラメータが追加されます。
Creo ModelCHECK のコンフィギュレーションと結果を確認する際の以下のプリファレンスを Windchill で設定できます。
Creo Modelcheck Configuration (文字列) - 特定の構文で各ライフサイクル名を検証するときに使用する Creo ModelCHECK のコンフィギュレーションファイルを指定します。Default ライフサイクル名によって指定されているコンフィギュレーションがデフォルトの動作です。
Creo Modelcheck Number of Errors (整数) - Creo ModelCHECK エラーの最大許容数を指定します。デフォルトはゼロです。
Creo Modelcheck Number of Hours (整数) - クライアントでモデルの Creo ModelCHECK 検証が行われてから Windchill にモデルがチェックインされるまでの最大時間数を指定します。デフォルトは 24 時間です。
Creo Modelcheck Validation (ブール) - チェックイン時に Creo ModelCHECK 検証を実行するかどうかを指定します。デフォルトは NO です。
デフォルトで、サイトレベルではこれらの Windchill プリファレンスは無効になり、ロックされます。最適なパフォーマンスを得るためには、サイトレベルでのみ、これらのプリファレンスを有効にする必要があります。
モデルの形状情報を Windchill データベースに保存するように Creo ModelCHECK を設定できます。形状情報は、5 つの質量特性パラメータ (PRO_MP_VOLUMEPRO_MP_AREAPRO_MP_IXXPRO_MP_IYY および PRO_MP_IZZ) に保存され、重複モデルのサーチに使用されます。これらのパラメータは、モデルが作成されると同時に自動的に作成されます。config_init.mc ファイルのコンフィギュレーションオプション WC_DUPINFOY に設定した場合、Creo ModelCHECK によってこれらのパラメータが指定され、その値が更新されます。