マネキンモデル、シナリオ、スナップショットについて
Creo Manikin では次の 3 種類の Creo Parametric 標準エンティティが使用されます。
• 設計シナリオ - Creo Parametric ユーザーが設計した作業エリア。
• マネキンモデル - 特定の性別と国籍の特徴を備えた人の正確なデジタル表示。各マネキンモデルにはその民族/国籍グループ内でのパーセンタイル値が割り当てられています。マネキンモデルは Creo Parametric アセンブリです。通常のアセンブリと違い、Creo Manikin セッション中にユーザーはその基本形状を修正することはできませんが、設計シナリオ内で必要な姿勢を付け、立ち位置や座り位置を設定できます。
• スナップショット - 設計シナリオ内に配置されているマネキンでアクティブなすべての拘束を取り込みます。スナップショットを解析で使用できます。
これらのエンティティを使用することで、人間中心の設計アプローチによって製品の操作性を最適化し、製品と作業現場での安全と健康に関する基準の遵守を徹底させることができます。
一般的な Creo Manikin のワークフローは次のとおりです。
1. 設計シナリオを作成するか開きます。
2. マネキンライブラリからマネキンを挿入します。
3. マネキンを配置します。
4. スナップショットを作成します。
5. 解析を実行します。
6. 結果を評価します。