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デフォルト拘束の働きについて
各種のデフォルト拘束を使用してマネキンの操作を容易に行うことができます。
自由度 1 - 前後屈を制御します。
自由度 2 - 側屈を制御します。
自由度 3 - 回旋を制御します。
マネキンを挿入したとき、右前足と仙骨 (腰) の 2 つの配置インタフェースがマネキン構造に自動的に追加されます。配置インタフェースはマネキンツリーに表示されます。デフォルトの拘束を表示するには、マネキンプレースホルダーを右クリックしてショートカットメニューの「定義を編集」(Edit Definition) を選択します。
マネキンを配置して姿勢を選択したとき、配置インタフェースの 1 つ (「立位」(Standing) を選択した場合は右前足のインタフェース、「座位」(Sitting) を選択した場合は仙骨のインタフェース) がアクティブになります。「配置」(Place on) 参照を選択した場合、立位マネキンの右前足と参照との間、または座位マネキンの仙骨と参照との間に、配置拘束が作成されます。
マネキンの胴体は曲がらないように拘束されているので、容易に操作できます。背骨を動かすには、マネキンツリーで背骨のセグメントを選択して背骨をロック解除 (スナップショット拘束を解除) する必要があります。この後、特定の椎骨をロックして回転を防止 (自由度 3 拘束) するなど、さらに局所的な拘束を追加できます。
マネキンの腰とつま先はロックされています。脚を選択しても、つま先は地面にロックされています。マネキンのつま先をドラッグすることで、足の位置を変更できます。つま先と腰をドラッグしている間、つま先と腰の拘束は一時的にオフになります。
別のセグメントを選択してドラッグすると、先にドラッグしたセグメントのデフォルトの拘束が再び有効になります。腰を上下にドラッグした場合、つま先は地面に着いたままとなります。マネキンをしゃがんだ姿勢にするには、腰をドラッグします。
 
*注記 配置拘束を完全に無効にするには、右クリックしてショートカットメニューの「すべての拘束を無効にする」(Disable all constraints) を選択します。