モデル解析 > Creo Behavioral Modeling ツール > 設計検討 > 複数目的の設計検討 > 複数目的の設計検討での近似値の使用
  
複数目的の設計検討での近似値の使用
複数目的の設計検討では、設計検討の目標の近似評価を生成できます。Creo Parametric で、近似値の生成には、"応答サーフェス" の概念が使用されます。
n 次元デザインスペースで与えられたポイントまたはポイントのセットに対して、応答サーフェスは設計検討の目標の近似値を与えます。この近似値は実行されたすべての実験に基づいています。
時間がかかる再生を実行する代わりに、近似値に基づいて、目標を評価したり、感度解析を作成できます。近似値を使用すると、設計変数の指定値に対する設計目標の変化を素早く評価できます。近似値を使用するには、「複数目的の設計検討」(Multi-Objective Design Study) ダイアログボックスで「ツール」(Tools) > 「近似値」(Approximation Value) の順にクリックします。
また、マスターテーブルから派生する近似テーブルも作成できます。近似テーブルにより、要求された数の実験を行った結果の設計検討の目標の近似値を得られます。近似テーブルを作成するには、「複数目的の設計検討」(Multi-Objective Design Study) ダイアログボックスで「ツール」(Tools) > 「近似テーブル」(Approximation Table) の順にクリックします。