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複数目的の設計検討で使用する用語について
複数目的の設計検討では次の用語を使用します。
実験 - 設計変数の特定の組み合わせについて、その設計目標を得ることを目的としたサンプルイベント。
マスターテーブル - 指定した設計変数 (寸法) の範囲内で行われたすべての実験のレコードを含むテーブル。
サンプル方法 - 次の 2 つのサンプル方法があります。
「自動」(Automatic) - このサンプル方法では、設計変数 (寸法とパラメータ) の選択と削除、およびその最小値/最大値を設定できます。設計変数のユーザー定義の増分値とシステム定義の増分値を設定することもできます。
「手動」(Manual) - このサンプル方法では、設計変数の選択と削除を手動で行えます。「すべての組み合わせ」(All combinations) または「1 行につき 1 つ」(One per row) 方法を使用して、設計検討で実行する実験の数を決定することもできます。
派生テーブル - 目的の条件を満たす実験を選択するために、特定のメソッド (拘束または Pareto) を使用して、親テーブルをもとに作成したテーブル。
拘束メソッド - 選択した各設計目標について、最小値と最大値を指定することによって派生テーブルを作成する方法。条件を満たす実験が親テーブルでサーチされます。
Pareto メソッド - 最適化 (最小化または最大化) する設計目標を選択することによって派生テーブルを作成する方法。最適な範囲内の結果を持つ実験が親テーブルでサーチされます。この方法では、複数の最適な解が得られます。たとえば、ある解は特定の目標に対して最良の結果をもたらしますが、別の解は別の目標に対して、より良い結果をもたらします。パレートメソッドでは最良の解が示されないので、ユーザーが希望のメソッドを選択できます。