各データムターゲットにおけるサーフェスの法線ベクトルが、関連するデータム平面の法線に対してほぼ平行であることが理想的です。この角度が 90 度に近づくにしたがい、データム平面は不安定になり、再現性が低くなります。TGT_NormAngle の値 (システムアプリケーションオプションで定義) によって、ターゲット点におけるサーフェスの法線ベクトルとデータム平面の法線ベクトル間の最大許容角度が指定されます。このメッセージは、この角度がその値を超えた場合に表示されます。

以下に示す例では、部品に 3 つのデータムターゲット点があり、各点にサーフェスの法線ベクトルがあります。青色の平面は、データムターゲット点によって確立されたデータム平面を表しています。

この問題に対処するには、設計モデル内で、ターゲットにおけるサーフェス法線がデータム平面の法線ベクトルに対してさらに平行になるようにターゲットを修正してください。