データム形体実態境界修正子 (ASME)
「データムフィーチャー材料境界」(DF Material Boundary) ウィンドウでは、
データム形体に
実体境界修正子を指定できます。
• 「不明」(Unknown) - 使用するオプションをまだ決定していないことを示す (?) が実体境界修正子に表示されます。データム実体境界が不明である DRF を追加した場合、DRF の指定が不完全であることを示すアドバイザーメッセージが表示されます。
• 「材料境界に関係のない」(Regardless of Material Boundary) - 実体境界修正子なし (
規則 #2に準拠)。
データム形体シミュレータがデータム形体の末端と最大限接触するまで MMB から LMB まで調整可能であることを示します。
• 「最大実体境界 (M)」(Maximum Material Boundary (M)) - データム形体参照の後ろに Ⓜ が追加され、データム形体の最大実体境界 (MMB) でデータム形体がシミュレートされることを示します。
• 「最小実体境界 (L)」(Least Material Boundary (L)) - データム形体参照の後ろに Ⓛ が追加され、データム形体の最小実体境界 (LMB) でデータム形体がシミュレートされることを示します。
• 「基本境界」(Basic Boundary) - データム形体参照の後ろに [BSC] が追加され、データム形体の基本サイズまたは位置でデータム形体がシミュレートされることを示します。
• 「指定した境界値」(Specified Boundary Value) - データム形体参照の後ろに [Value] が追加され、データム形体のサイズまたは位置に指定されている値でデータム形体がシミュレートされることを示します。
「最大材料境界」(Maximum Material Boundary) または「最小材料境界」(Least Material Boundary) オプションを選択した場合、「データムフィーチャー材料境界値を表示」(Show DF material boundary value) を使用できます。サイズデータム形体で選択した場合、選択した実体境界オプションに対応する値が表示されます。非サイズデータム形体で選択した場合、選択した実体境界オプションに対応する値を指定する必要があります。Ⓜ または Ⓛ が示されている場合には境界の値は必要ありませんが、境界条件を明らかにするために表示することも可能です。