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遠隔マシンで CL データをプロセスするには
「OUTPUT TYPE」メニューの「バッチ」(Batch) コマンドを使用して、ツールパスの計算を個別の処理としてバックグラウンドで行うことができます。また、別のホストマシンで実行して、ツールパスの計算中にほかの作業を行うこともできます。ツールパスの計算が完了するまで、モデル上で作業を行わないでください。
「製造」(Manufacturing) > 「出力」(Output)「バッチ処理マネージャ」(Queue Manager) コマンドを使用して、キュー内のジョブを管理できます。
「削除」(Delete) - 提出済みのジョブを削除できます。
「フェッチ」(Fetch) - 完了したジョブをフェッチできます。
「更新」(Update) - キュー内のすべてのジョブのステータスを表示します。
「閉じる」(Close) - ダイアログボックスを閉じます。
遠隔バッチ処理を行うには、別の Creo Parametric ライセンスが必要です。ツールパスのリモート計算を行うホストマシンには、実行ファイル prorembatch および proremd がインストールされ、特定の環境変数が設定されている必要があります。これは、CL データ処理用の遠隔ホストとしてマシンを指定するインストレーションの際に自動的に行われます。
別のホストマシン上でツールパス計算を行うには、以下のコンフィギュレーションオプションを現在使用中のマシンで設定します。
prorembatch_queue_manager proc_name:host:0:proc_num:1
ここで、
proc_name = プロセッサ名 (任意の記述名)
host = リモートマシンのホスト名
0 = トランスポートのタイプ。常に 0 に設定します。
proc_num = プロセッサの RPC 数 (遠隔マシンの PRORB_RPCNUM 環境変数と一致する必要があります。0 を指定すると、デフォルトの RPC 数が使用されます)
1 = キュージョブ管理のバージョン。現在は 1 に設定されています。
 
*注記 「バッチ」(Batch) または「バッチ処理マネージャ」(Queue Manager) コマンドを使用して、オペレーションまたは NC シーケンスの CL データのリモート処理を実行します。NC シーケンスツールパスのリモート計算には、ジョブマネージャ機能も使用できます。詳細については、「関連項目」のリンクを参照してください。