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サポートされている CL データコマンド
$$ - "$$" が先頭に付いた行または行の一部は、Creo NC で使用されるコメントまたはコマンドです。
コマンド
説明
属性
CALSUB/a
ここで、
a = サブルーチン名
CIRCLE/ x, y, z {, i, j, k} , r
円弧補間工具移動用の出力
COOLNT / type, pressure
ここで、
type = ON、OFF、FLOOD、MIST、TAP、または THRU
pressure = LOW、MEDIUM、または HIGH (COOLANT_PRESSURE パラメータの値が NONE の場合は出力されない)
CUTCOM / LEFT {,n}
ここで、
LEFT、RIGHT = カッター補正オフセットの方向
n = 工具補正データを保持するマシン制御装置のレジスタ番号 (CUTCOM_REGISTER が 0 の場合は出力されない)
CUTCOM / RIGHT {,n}
CUTCOM / OFF
CYCLE / type
穴あけ加工サイクル用の出力
DEFSUB / a
サブルーチン定義のスタート
ここで、
a = サブルーチン名 (デフォルトで、対応する NC シーケンスの数)
DELAY / t
ここで、
t = 秒単位の遅延時間
DMIS / a
DMIS 文の処理の有効化/無効化
ここで、
a = ON または OFF
ENDSUB
サブルーチン定義の終了
FEDRAT/f,units
ここで、
f = 指定単位の送り速度値
units = 送り速度の単位FPM、IPM、FPR、IPR、MMPM、MMPR のいずれか
FEDRAT / INVERS, AUTO
回転軸のあるマシンの逆方向送り速度 (または回転速度) を指定 (「逆送り」(INVERSE_FEED) を「はい」(YES) に設定した場合)
FEDRAT / INVERS, OFF
逆方向送り速度とともに NC シーケンスの終点で出力
FINI
プログラムの最終実行文
FLUSH / ON, a
ここで、
a = フラッシュレジスタ (指定された場合)
FROM / x, y, z {, i, j, k}
ここで、
x, y, z - 工具制御点の座標値、i, j, k - 工具軸ベクトル
GENRTR / genrtr register
GOTO / x, y, z {, i, j, k}
ここで、
x, y, z - 工具制御点の座標値、i, j, k - 工具軸ベクトル
HEAD / n, OPTION, #
複数タレット用の出力
HEAD / BOTH
同期化された NC シーケンスのペアの前に出力
HEAD / OFF
同期化された NC シーケンスのペアの後に出力
LINTOL / r
ここで、
r - 製造パラメータ "LINTOL" の値補間用にポストプロセッサによって使用"LINTOL" パラメータ値が "-" 以外のときのみ出力
LOADTL / n, LENGTH, l, OSETNO, o
ここで、
n = TOOL_POSITION (工具テーブルを使用して定義)工具が工具テーブルに含まれていない場合、その "TOOL_ID" (パラメータファイルで設定されたもの) を使用
LENGTH、l = 工具のゲージ長さの値「ゲージ Z 長さ」(GAUGE_Z_LENGTH) が "-" 以外の場合のみ出力
OSETNO、o = 工具テーブルで指定された工具オフセットの変化 (該当する場合)
MACHIN / name, m
ここで、
name = NC シーケンスパラメータ MACH_NAME
m = NC シーケンスパラメータ MACH_ID
MODE/INCR および MODE/ABSOL
ポストでサブルーチンデータを増分データに変換する際に使う内部サブルーチン定義の出力
MODE/MILL および MODE/TURN
ミル/ターン用の出力
MULTAX/ON
ポストプロセッサを (i、j、k ベクトルを処理するため) 複数軸出力モードにする複数軸出力モードでは、工具が 0、0、1 回転方向にあっても、i、j、k ベクトルが Creo NC によって出力される
OP / THREAD, TURN, DEPTH, totdepth, TPI, thread_feed, MULTRD, t, CUTS, c, FINCUT, n, CUTANG, a
ねじ切り旋盤の ISO 出力
ここで、
DEPTH、totdepth = ねじ深さ
TPI (または MMPR、または IPR)、thread_feed = ねじピッチ (パラメータ THREAD_FEED_UNITS、THREAD_FEED)
MULTRD、t = 複数開始ねじの、ねじ切り開始の数
CUTS、c = 複数カットに工具が配置される回数 (パラメータ NUMBER_CUTS)
FINCUT、n = 最終ねじ深さにおけるパスの数 (NUMBER_FIN_PASSES)
CUTANG、a = 工具がカットを開始する角度 (INFEED_ANGLE)
OP / THREAD, NOMORE
ISO ねじ出力の終りを指定
PARTNO
部品名
PIVOTZ / z2, z1, z2, z1, z1
4 軸ワイヤ放電加工でのみ出力
z2 = 走査したサーフェスの最も高い中間点
PPRINT
モデル情報を出力このコマンドを使用するには、PPRINT テーブルを設定する必要があります。
PROBE / ON, OFF, RANGE, CALIB
プローブ文
RAPID
次のモーション実行文は早送りになります。
ROTATE / AAXIS|BAXIS| CAXIS, INCR, a, CLW|CCLW
"CL_DATA_MODE" が "TRANS_ROTABL" の場合の、マシン座標系と NC シーケンス座標系の間の回転遷移
ここで、
AAXIS, BAXIS, CAXIS - それぞれ X、Y、Z 軸に対する回転
a = 回転角度値
CLW = 時計回りモーション
CCLW = 反時計回り (左回り) モーション
SET / HOLDER , adaptor_number, SETOOL, xoffset, yoffset, zoffset, ATANGL, at, SETANG, st
工具のアタッチメントを使用する場合の出力
ここで、
adaptor_number = アタッチメントモデルパラメータ ADAPTOR_NUMBER の値
xoffset、yoffset、zoffset は、スピンドル制御点を基準にした工具接続点の位置を定義します。
at = SPINDLE_CONTROL_POINT 座標系を基準にした工具軸の ZF 回転の度数。
st = SPINDLE_CONTROL_POINT 座標系を基準にした工具軸の XY 回転の度数。
SET / OFSETL, n および SET / OFSETL, OFF
ここで、
n = FIXT_OFFSET_REG
"FIXT_OFFSET_REG" パラメータ値が "-" 以外の場合のみ出力
SPINDL / RPM, s, CLW|CCLW, MAXRPM, m, RANGE, r
SPINDL / SFM または SMM, v, CLW|CCLW, MAXRPM, m, RANGE, r
SPINDL/ON
SPINDL/OFF
SPINDL / PARLEL, XAXIS|ZAXIS (ミル/ターンミリングのみ)
SPINDL / ORIENT
TRANS / X, Y, Z
CSYS / X1, Y1, Z1, V1,
X2, Y2, Z2, V2,
m = MAX_SPINDLE_RPM"MAX_SPINDLE_RPM" が "-" に設定されている場合、"MAXRPM, m" は出力されません
r = 範囲の値
(SPINDLE_RANGE)LOW、MEDIUM、HIGH のいずれか"SPINDLE_RANGE" が NUMBER の場合、r は "RANGE_NUMBER" パラメータ値に等しくなります。"SPINDLE_RANGE" が "NO_RANGE" の場合、"RANGE, r" は出力されません。
PARLEL はミリングのスピンドルのどの軸が平行になるかを表示
ORIENT は、工具に対して設定されている ORIENT_ANGLE を示します。たとえば、ボーリング時には、これはリトラクト前のボーリングバーの方向を示します。
STAN / a, [ LEAD | LAG, b ], [ NOW | NEXT ]
CL_OUTPUT_MODE が TAPER に設定されている場合にワイヤ放電加工の工具軸を出力
NOW - カレントの点で工具軸位置を更新します (2 軸ワイヤ放電加工でのみ利用可)
NEXT (デフォルト) - 次の GOTO 点で工具軸点を更新します。
THREAD/AUTO, x1, y1, z1, TO, x2, y2, z2, TPI, thread_feed, AT, percent, DEEP, depth, LAST, n, TYPE, 0, totdepth, angle, IPM, ipm, FEDTO, d, x, TIMES, t, OFSETL, n, o
ねじ切り旋盤のマクロ出力
ここで、
TPI (または MMPR、または IPR)、thread_feed = ねじピッチ (パラメータ THREAD_FEED_UNITS、THREAD_FEED)
AT、percent = 各走査で切削される残存金属の比率 (PERCENT_DEPTH)
DEEP、depth = 最終的にプログラムされたねじの深さを決定します (STOCK_ALLOW)
LAST、n = 最終ねじ深さにおけるパスの数 (NUMBER_FIN_PASSES)
TYPE、0、totdepth、angle = ねじ深さと送り込みの角度を提供します。
IPM、ipm = 各ねじ切りサイクルで使用される送り速度
FEDTO、d = ワークピースからのクリアランス距離
x = IN (内ねじ)、OUT (外ねじ - デフォルト)、FACE (フェース加工ねじ)
TIMES、t = ねじ切り開始数
OFSETL
n = 複数カットに工具が配置される回数
o = 各カット間のオフセット距離
TRANS / x, y, z
CL_DATA_MODE が TRANS_ROTABL に設定されている場合にマシン座標系と NC シーケンス座標系間を直線移動
FIX_OFFSET_REGISTER パラメータ値がデフォルトのダッシュ (-) に設定されている場合、注釈になります。
TURRET / n, XAXIS, x, ZAXIS, z, OSETNO, o
LOADTL の代わりの、ターニング NC シーケンスの出力、旋盤およびミル/ターンセンターに対して実行されるミルおよび穴あけ加工 NC シーケンスの出力。工具の「ゲージ X 長さ」(GAUGE_X_LENGTH) と「ゲージ Z 長さ」(GAUGE_Z_LENGTH) がダッシュ (-) 以外の場合、"XAXIS, x" および "ZAXIS, z" だけが出力されます。
UNITS / u
NC シーケンスに使用される長さの単位 (INCHES、MM など)
VERIFY / CORNER, PNT, RCTNGL, ROUND, XYZ
プローブ文