プロセステンプレートからステップを抽出するには
1. 新しい設計モデルの製造モデルを開きます。
2. プロセステーブルで
をクリックします。
「製造テンプレート AE 抽出」(Mfg Template AE extraction) ダイアログボックスが開きます。
3. 「オプション」(Options) タブをクリックします。
4. 「プロセステンプレート設定」(Process Template Setup) で、「プロセステンプレートを使用」(Use Process Template) チェックボックスをオンにします。
5. をクリックし、プロセステンプレートをブラウズして選択します。
をクリックすることで、
Creo Parametric ブラウザでテンプレート情報を表示できます。
6. 「方向 Z の指定」(Orientation Z assignment) で、Z 軸方向を定義する適切な座標系を選択します。選択した各座標系はフェースを表します。
| 注記 プロセステンプレートの作成元のモデルの方向と一致する座標系を選択する必要があります。必要であれば作成元のモデルを参照します。 |
7. 「アドバンス設定」(Advanced Setup) ダイアログボックスで、「アドバンス」(Advanced) をクリックして追加の抽出基準 (あれば) を指定します。
8. 「抽出」(Extract) をクリックします。プロセステーブルにプロセスが作成されます。
| 注記 ステップが設計モデルから抽出され、リソースがプロセステンプレートからロードされます。 |
Creo NC で、抽出されたすべてのステップは、一致基準に基づいてプロセステンプレートのステップと比較されます。一致基準とは、Z 軸方向、加工部位、製造テンプレートを組み合わせたものです。ステップによって一致基準は異なります。Creo NC で一致するステップがプロセステーブルに配置され、プロセステンプレートに基づいて順序変更されます。一致しないステップはプロセスの最後に配置されます。
取付具と取付具構成部品も、プロセステンプレートから抽出されます。抽出した取付具がアセンブリ内の既存の取付具と同じ名前の場合、_001 のように、抽出した取付具の名前に接尾辞が付加されます。たとえば、抽出した取付具の名前が FIXTURE_COMP の場合、FIXTURE_COMP_001 のように変更されます。
プロセスマネージャの「治具ステータス」(Jigs Status) 列には、取付具構成部品が抽出できた場合は Yes、抽出できなかった場合は No が表示されます。この列は、「プロセスビュービルダ」(Process View Builder) を使用して「特殊パラメータ」(Special Parameters) グループから追加できます。
また、抽出ログファイルの FIXTURE_MISSING_COMPONENTS 列には、抽出できなかった取付具構成部品が表示されます。