• ステップ名は製造アノテーションフィーチャーでのステップ名と同じです。プロセステーブルに同じ名前のステップがすでに存在する場合、_000、_001 のようにステップ名に番号が Creo NC によって追加されます。

• カレントワークセルに製造アノテーションフィーチャー内の工具と同じ名前の工具がすでに存在する場合、カレントワークセルの工具がステップに使用されます。

◦ カレント製造プロセスの別のワークセルで、この名前が付いた工具が Creo NC によってサーチされます。見つかった場合、Creo NC では別のワークセルのパラメータを使用してカレントワークセルにその工具が追加されます。

◦ この名前の工具がカレント製造プロセスで見つからない場合、製造アノテーションフィーチャーから導き出したパラメータを使用してその工具がカレントワークセルに追加されます。

• すべての製造パラメータは製造アノテーションフィーチャーから導き出されます。

• 製造アノテーションフィーチャーで座標系が定義されている場合、Creo NC で抽出中にステップでその座標系が自動的に使用され、オペレーションの座標系 (定義されている場合) が上書きされます。製造アノテーションフィーチャーで座標系が定義されていない場合、Creo NC ではオペレーションの座標系が使用されます。

• リトラクト面が製造アノテーションフィーチャー内の座標系からのオフセットを使用して定義されている場合、抽出中に、ステップの座標系からのオフセットを使用してステップのリトラクトサーフェスが Creo NC によって導き出されます。

• ジオメトリ参照は、製造アノテーションフィーチャーより導き出されます。

• テンプレートに荒削り、中荒削り、仕上げ、またはコーナー仕上げのステップがあれば、製造アノテーションフィーチャーの作成時に選択された参照カーブに基づいて、ミルウィンドウが Creo NC によって自動的に作成されます。

• アノテーションフィーチャーを追加するときに、テンプレートに領域ターニング、プロファイルターニング、または溝切り旋盤のステップがあり、ステップの方向が定義されていない場合、既存の座標系を基準にして、ターンプロファイルのカーブまたは参照カーブが XZ 平面上にあるかどうかが Creo NC によってチェックされ、次の処理が行われます。

◦ 参照カーブが XZ 平面上にある場合、ターンプロファイルが作成されます。参照カーブの一方の端がターンプロファイルの始点にマップされ、もう一方の端がターンプロファイルの終点にマップされます。

◦ 参照カーブが XZ 平面上にない場合、ターンプロファイルは作成されません。