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例: 多軸ツールグループおよび同じ動作グループの使用
この例では、特殊な複数ヘッド工具を使用して特定の穴パターンを持つ部品の加工を最適化する方法について説明します。これを次の図に示します。
1. 適切な工具を使用して、1つの穴を加工する製造テンプレートを作成します。
2. 部品モードで、このテンプレートを使用して製造アノテーションフィーチャーを作成し、穴パターンリーダーに接続します。
3. アノテーションフィーチャーのパターンを作成します。各穴のアノテーションフィーチャーインスタンスが作成されます。
4. 製造モードで、プロセスマネージャを開いて製造アノテーションを抽出します。各穴の穴あけ加工ステップが作成されます。作成されたすべてのステップで同じテンプレートが使用されます。
5. プロセステーブルで、3つの穴の最初の水平行を加工する3つのステップを選択し、多軸ツールグループを作成します。
6. ほかの3つの穴のグループすべてに同じ手順を繰り返します。
7. すべての多軸ツールグループを選択し、同じ動作グループを作成します。
8. 同じ動作グループのリーダーを選択し、その工具を先の図に示した特殊な複数ヘッド工具に変更します。これにより、すべての多軸ツールグループの工具が変更されます。次の図に、加工後のツールパスを示します。