プログラムゼロを定義するには
プログラムゼロを定義するには、マシン上の素材の回転方向を定義し CL データ作成の原点 (0, 0, 0) として機能する座標系を作成または選択する必要があります。プログラムゼロ座標系は、参照モデル、素材、または NC モデルアセンブリに属すことができ、Expert Machinist 外の部品モードまたはアセンブリモードで作成したり、プログラムゼロの定義時に作成したりできます。
次の手順で、オペレーションまたは加工フィーチャーのプログラムゼロを指定します。
1. プログラムゼロを定義するには、
の横のボックスをクリックし、座標系を選択するか作成します。プログラムゼロを定義すると、座標系の名前がボックスに表示され、グラフィックウィンドウで座標系がハイライトされます。
プログラムゼロをフィーチャーレベルで定義するには、該当する加工フィーチャーのタブの「プログラムゼロ定義」(Define Program Zero) の横の「選択」(Select) 矢印をクリックします。加工フィーチャーのタブには「ポケットフィーチャー」(Pocket Feature) などがあります。
次のコマンドをそれぞれ含む「マシン座標系」(MACH CSYS) メニューまたは「シーケンス座標系」(SEQ CSYS) メニューが表示されます。
◦ 「選択」(Select) - スクリーン上で選択するか、「メニュー選択」(Sel By Menu) コマンドを使用して、既存の座標系を選択します。
◦ 「再使用」(Use Prev) - 前のオペレーションまたは加工フィーチャーで使用された座標系を選択できます。
2. 「終了」(Done) をクリックします。
「表示」(Show) をクリックすると、オペレーションのプログラムゼロが赤色でハイライトされ、フィーチャーレベルで異なるプログラムゼロを指定した場合は、マジェンタ色でハイライトされます。