ファイルの保存について
「保存」(Save) または「コピーを保存」(Save a Copy) コマンドを使用して Creo Parametric ファイルを保存できます。また、「コピーを保存」(Save a Copy) ダイアログボックスで Creo Parametric ファイルを異なるフォーマットにエクスポートし、ファイルをイメージとして保存することもできます。
Creo Parametric では、次の場合を除き、変更されたオブジェクトだけが保存されます。
• 保存用に選択したオブジェクトが保存先のディレクトリに存在しない場合
• コンフィギュレーションファイルオプション save_objects を all に設定した場合
• コンフィギュレーションファイルオプション save_objects を changed_and_specified に設定し、カレントオブジェクトがアセンブリの最上位オブジェクトの場合
• 依存オブジェクトに変更が加えられ、コンフィギュレーションファイルオプション propagate_change_to_parents が yes に設定されている場合
オブジェクトをディスクに保存すると、object_name.object_type.version_number フォーマットのファイルが作成されます。たとえば、bracket という名前の部品を作成すると、初期設定では bracket.prt.1 というファイル名で保存されます。同じ部品をもう一度保存すると、ファイル名は bracket.prt.2 になります。
コンフィギュレーションオプション save_file_iterations の値を no に設定した場合、ファイルは次のように保存されます。
• 新規ファイルはバージョン拡張子なしで保存されます。
• バージョン拡張子付きの既存のファイルはバージョン拡張子付きで保存されます。
• バージョン拡張子なしの既存のファイルはバージョン拡張子なしで保存されます。
相対パス (../partname など) を指定してオブジェクトを読み込んだ場合は、同じパス指定を使って元のディレクトリに保存されます。そのため、検索から保存の間に、ワーキングディレクトリを変更すると、オブジェクトは別のディレクトリに保存されることがあります。相対パス名を使用する場合は、注意してください。
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注記 パス名には 260 文字まで含めることができます。
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