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3D ビューの直接プロットについて
標準アプリケーション (部品またはアセンブリ) を使用している場合、図面を手動で作成しないでアクティブモデルのビューを直接プロットするには、「簡易図面」(Quick Drawing) コマンド (「ファイル」(File) > 「印刷」(Print) > 「簡易図面」(Quick Drawing)) を使用します。
次のいずれかのレイアウトとプリンタコンフィギュレーションファイルを指定することで、プロットを作成できます。
「投影レイアウト」(Projection Layout) - 名前付きビューに基づいて投影レイアウトを選択します。
「手動レイアウト」(Manual Layout) - 1 シートあたりのビューの数、名前付きビューとそのスケール、各ビューの表示スタイルを指定します。
「図面テンプレート」(Drawing Template) - テンプレートを使用して、プリンタコンフィギュレーションを除くレイアウトのすべての定義を行います。
プロットにはカレントモデルのレイヤー設定、簡略表示ステート、分解ステート、およびゾーンクリップが反映され、図面が作成されたように表示されてプロットされます。プロットの作成に使用されたファイルは Creo Parametric セッションから自動的に消去されます。
 
部品では、簡略表示に「簡易図面」(Quick Drawing) を使用できません。
アセンブリでは、ジオメトリとグラフィック表示には「簡易図面」(Quick Drawing) を使用できますが、シンボル表示には使用できません。
直接プロットの設定
直接プロットを設定する場合、次のコンフィギュレーションオプションを使用します。
quick_print_plotter_config_file - 「簡易図面」(Quick Drawing) コマンドを使用する場合のデフォルトのプロッタコンフィギュレーションファイル (.pcf) のパスを指定します。
plotter が ms_print_mgr に設定されている場合、ほかのオプションは必要ありません。ms_print_mgr に設定されていない場合、プロッタコンフィギュレーションファイルに plot_file_dir および plotter_command の値を追加してください。
quick_print_plotter_config_file を設定していない場合、デフォルトで Windows では <Pro/E loadpoint>/text/plot_config/ms_print_mgr.pcf が使用されます。
 
*注記 「簡易図面」(Quick Drawing) ダイアログボックスで定義されている .pcf がコンフィギュレーションオプションの設定をオーバーライドします。
quick_print_drawing_template - 「簡易図面」(Quick Drawing) コマンドで「ビューレイアウトの定義」(View Layout Definition) として「図面テンプレート」(Drawing Template) を選択した場合のデフォルトの図面テンプレートファイルのパスを指定します。
「簡易図面」(Quick Drawing) ダイアログボックスの設定の中には、プロッタコンフィギュレーションファイルの設定と矛盾するものがあります。たとえば、プロッタコンフィギュレーションファイルの plot_accessallow_file_naming の設定は、「簡易図面」(Quick Drawing) の設定によってオーバーライドされることがあります。
プロッタコンフィギュレーションファイルの設定の中には、「簡易図面」(Quick Drawing) にはあてはまらないので「簡易図面」(Quick Drawing) では無視されるものもあります。「簡易図面」(Quick Drawing) で無視されるプロッタコンフィギュレーションファイルの設定には、paper_sizepaper_size_allowed などがあります。「簡易図面」(Quick Drawing) で有効なプロッタコンフィギュレーションオプションには、plot_labelplot_sheetsplot_file_dir plot_segmented などがあります。