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シェード精度を制御するには
シェードモデルの精度は、回転およびスプラインサーフェスのシェードに使用される三角形のサイズによって決まります。精度が高くなるほど、シェード時のカーブしたサーフェスが滑らかに見えます。平面サーフェスは常に同じように表示され、シェード精度には影響されません。
シェードイメージの精度と表示設定を変更するには、
1. 「ファイル」(File) > 「オプション」(Options) > 「モデル表示」(Model Display) の順にクリックします。
2. 「シェードモデルの表示設定」(Shaded model display settings) で、次のシェード機能を選択します。
「シェード精度を設定」(Set shade quality to) で、上/下矢印をクリックすることで値を調整します。指定範囲は 1 から 50 です。デフォルトの値は 3 です。50 に設定すると、生成時間が最も長くなります。
「サーフェスフィーチャーを表示」(Show surface features) - モデルのシェード時にサーフェスフィーチャーを使用します。この設定には、コンフィギュレーションファイルオプション shade_surface_feat も使用できます。
「データムカーブフィーチャーを表示」(Show datum curve features) - シェードモデルにデータムカーブを表示します。この設定には、コンフィギュレーションファイルオプション shade_with も使用できます。
「微小サーフェスをシェード」(Shade very small surfaces) - 非常に小さいサーフェスをシェードします。コンフィギュレーションファイルオプション skip_small_surfacesno に設定することでも、このオプションを設定できます。
「製造参照モデルをシェード」(Shade manufacturing reference model) - モデルのシェード時に製造参照モデルをシェードします。この設定には、コンフィギュレーションファイルオプション shade_mfg_ref_models も使用できます。
「ビュー操作中にシェードモデルの詳細レベルを使用」(Use level of details for the shaded model when manipulating the view) - ダイナミック回転中のシェードモデルの詳細レベルを使用します。この設定にはコンフィギュレーションオプション lods_enabled も使用できます。
「詳細レベルのパーセントを設定」(Set detail percentage to) - 計算される最大の詳細レベルを設定します。指定範囲は 0 から 100 % です。100 % (デフォルト) に設定すると、詳細の損失はありません。0 % に設定すると、詳細がほぼ完全に損失します。この設定にはコンフィギュレーションオプション lods_value も使用できます。
「シェードモデル上のテクスチャを表示」(Show textures on shaded model) - シェードモデル上のテクスチャの表示を有効にします。
「透明度を有効にする」(Enable transparency) - カレントウィンドウでモデルの透明度を有効にします。以下の 2 つの「透明度」(Transparency) オプションがあります。
「ブレンド」(Blended) - デフォルト設定。複雑なモデルでは、パフォーマンス犠牲にして高品質なイメージが得られます。
「点描」(Stippled) - 複雑なモデルで、パフォーマンスを重視した並品質のイメージが得られます。
「クリップモデルをソリッドで表示」(Show clipped model as solid) - モデルのシェード部分をクリップする平面をキャップします。
3. 「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスの「OK」をクリックします。メッセージが表示されます。
4. カレントセッションだけに設定を適用するには、メッセージボックスで「いいえ」(No) をクリックします。
後から別のセッションで使用するため設定を config.pro ファイルに保存する場合、「はい」(Yes) をクリックします。