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ダッシュボードについて
ダッシュボードは、Creo Parametric ウィンドウの上部にある内容に応じた領域で、モデリングプロセスの手順を説明します。グラフィックウィンドウでジオメトリを選択し、プリファレンスを設定すると、ダッシュボードで使用可能なオプションが絞り込まれるので、ターゲットとなるモデリングだけについて意思決定ができます。ダッシュボードは、ダイアログバー、スライドアップパネル、メッセージ領域、および制御領域で構成されています。
ダイアログバー
ほとんどのモデリングタスクは、グラフィックウィンドウとダイアログバーで行います。ツールをアクティブ化すると、一般に使用するオプションとコレクターがダイアログバーに表示されます。
スライドアップパネル
高度なモデリング操作を実行したり、フィーチャーの総合的な情報を検索するには、スライドアップパネルを使用します。ダイアログバーの上にあるタブの 1 つをクリックすると、そのスライドアップパネルが開きます。タブと対応するスライドアップパネルの両方が内容に応じて異なるので、現在のモデリングの内容によって、さまざまなタブとパネル要素が表示されます。場合によってはデフォルト値が設定されます。
別のパネルを開くには、そのタブをクリックします。パネルを閉じるには、そのタブをクリックすると、パネルがダッシュボードに戻ります。
メッセージ領域
モデルを操作すると、Creo Parametric は操作を確認し、ダイアログバーの下のメッセージ領域にテキストメッセージを表示して、モデリングプロセスの手順を説明します。メッセージ領域には、モデリングのカレントセッションに関するすべてのメッセージが含まれます。前のメッセージを見つけるには、メッセージリストをスクロールするか、枠をドラッグして、メッセージ領域を拡張します。
テキストメッセージは次の 2 つの条件に対応しています。
システム関数
モデリング操作
各メッセージの前には、メッセージのカテゴリを示すアイコンがあります。
- プロンプト
- 情報
- 警告
- エラー
- 重大エラー
ツールを一時停止し、ダッシュボードが使えなくなった場合でも、メッセージウィンドウには引き続きメッセージが表示されます。
制御領域
ダッシュボードの制御領域には次の要素が含まれます。
- カレントツールを一時停止し、選択が可能なデフォルトのシステム状態に一時的に戻します。元のツールが一時停止している間に作成したすべてのフィーチャーは、終了時に元のフィーチャーとともにモデルツリーのグループに置かれます。
- 一時停止したツールをレジュームします。
- グラフィックウィンドウに表示されたフィーチャーの検証モードをアクティブ化します。検証モードを停止するには、 をもう一度クリックするか、 をクリックします。チェックボックスをオンにすると、ダイナミックプレビューがアクティブ化されます。これを使用すると、モデルへの変更を実行時に表示できます。
- カレントの設定でツールを終了します。
- カレントツールをキャンセルします。