インスタンスオペレーションには、検証、ロック解除、名前変更、インスタンス検索、新規インスタンスの作成、インスタンスインデックスおよびアクセラレータファイルの更新などのタスクが含まれます。「ファイル」(File) > 「セッションを管理」(Manage Session) > 「インデックスを更新」(Update Index) または「ファイル」(File) > 「ファイルを管理」(Manage File) > 「インスタンスアクセラレータ」(Instance Accelerator) の順にクリックして (「インスタンスアクセラレータ」(Instance Accelerator) ダイアログボックスが開きます)、大部分のインスタンスオペレーションを実行できます。また、「ファミリーテーブル」(Family Table) を使用して、特定のインスタンスオペレーションを実行できます。

ディスクからインスタンスを呼び出すとき、まず、インスタンスにインスタンスアクセラレータファイルがあるかどうかチェックされます。

インスタンスを検証すると、インスタンスが再生されます。「検証」(Verify) を使用して、新しく作成されたインスタンスを容易にセッションに呼び出し、インスタンスインデックスファイルに追加できます。検証後にジェネリックを保存すると、再生に成功したすべてのインスタンスの名前が、そのディレクトリのインスタンスインデックスファイルに追加されます。

インスタンスの値をジェネリックモデルへコピーできます。ただし、ジェネリックはデフォルトのコンフィギュレーション (フィーチャー、メンバーの有無) と全インスタンスの寸法を確立することを覚えておいてください。したがって、ジェネリックの値とインスタンスの値を置き換えると、アスタリスクを使用してデフォルト値をそのまま使用する場合、インスタンスが変更される可能性があります。

ジェネリックにインスタンスをコピーすると、元のジェネリックが削除されます。ジェネリックモデルを維持する場合、インスタンスを同様に作成します。

インスタンスを削除するには、インスタンスが含まれている行を削除します。インスタンスがメモリにある場合は、インスタンスがテーブル駆動ではないことを示す警告が Creo Parametric によって表示されます。

インスタンスの削除後は、削除の操作を元に戻せません。インスタンスを新たに作成せずに検索するには、カレントメモリからモデルを消去して、ウィンドウを閉じます。この操作は、モデルを保存していない場合にのみ有効です。モデルを保存した場合は、インスタンスがまだ存在する、前のバージョンを検索できます。