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制限定義ファイルを作成するための構文
制限定義パラメータファイルのフォーマットは次のとおりです。
ND_ParamDefArr_K01 = {
<definition>
[, ...]
}
ここで、
[, ...] - リストの継続 (オプション)。
<definition> のフォーマットは次のとおりです。
{
Name = <name>
Type = <type> [<quantity type>]
[Default = <value>]
[Range = <range> | Enum = <enum>]
[Access=<access>]
}
 
*注記 括弧 [] 内のすべてのデータはオプションです。垂直バー | は、複数の選択肢からの選択を示します。
ここで、
<name> - Creo Parametric パラメータの有効な名前。
<type> - 次のフォーマットを使用します。
integer | real | string | boolean
<quantity type> - Length または Force など、Creo Parametric によってサポートされている基本的な数のタイプの名前、またはそのような名前と、乗算 (*)、除算 (/)、またはべき乗 (^) などの演算で構成される定義式。
<value> のフォーマットは次のとおりです。
<value_int> | <value_real> | <value_string> | <value_boolean>
ここで、
<value_int> - 整数。
<value_real> - Creo Parametric のリレーションで有効な任意の実数。オプションで後に <unit> が付きます。
<value_string> - 一重引用符で囲まれた任意の文字列。
 
*注記 文字列内の引用符は " によって表す必要があります。
<value_boolean> - True | False
<unit> - Creo Parametric でサポートされている測定単位の名前 (mm、lb、N など)、またはそのような名前と乗算 (*)、除算 (/) などの演算で構成される定義式。すべての値の単位は、その値がデフォルト値または制限値として表示されるパラメータ定義の数のタイプに一致していなければなりません。
<range> のフォーマットは次のとおりです。
[<value>,<value> | <value>, | ,<value>]
ここで、
選択肢 <value>,, - 最小の制限だけがある範囲。
選択肢 ,<value>, - 最大の制限だけがある範囲。
 
*注記 [] または () を使用して値を定義します。
[] - 対応する最小値または最大値が範囲に含まれます。
() - 対応する最小値または最大値が範囲から除外されます。
<enum> のフォーマットは次のとおりです。
{
<value>
[, ...]
}
<access> のフォーマットは次のとおりです。
full | limited | locked
ここで、
full - どこでも修正できる、フルアクセスのユーザー定義パラメータを示します。
limited - リレーションによって修正できないパラメータを示します。制限付きパラメータは、ファミリーテーブルまたはプログラムによってのみ修正できます。
locked - パラメータが外部アプリケーション (データ管理システム、解析フィーチャー、リレーション、プログラム、またはファミリーテーブル) で作成されたことを意味します。ロック済みパラメータは、外部アプリケーション以外では修正できません。
 
スペースと改行はオプションです。キーワードと値を除くすべての場所で使用できます。
// または '/* で始まり、改行で終るコメントは、ファイルのどの場所でも使用できます。