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小数点以下の桁数の指定
四捨五入する小数の位を指定できる ceil 関数と floor 関数の両方にオプションの引数を追加できます。四捨五入パラメータを持つ関数の構文は次のとおりです。
ceil (parameter_name または number,number_of_dec_places)
floor (parameter_name または number,number_of_dec_places)
ここで number_of_dec_places はオプションの値です。
number_of_dec_places に関する次の情報に注意してください。
数値またはユーザー定義パラメータとして表示されます。パラメータ値が実数の場合は、整数値に切り捨てられます。
最大値は 8 です。この値を超えた場合は、四捨五入された数 (最初の引数) は四捨五入されず、初期値が使用されます。
次の例に、小数点以下の桁数を指定しない ceilfloor の使用方法を示します。
ceil (10.2) は 11 になります。
floor (-10.2) は -11 になります。
次の例に、小数点以下の桁数を指定した ceilfloor の使用方法を示します。
ceil (10.255, 2) は 10.26 になります。
ceil (10.255, 0) は 11 になります、[これは ceil (10.255) と同じ]
floor (10.255, 1) は 10.2 になります。
floor (-10.255, 2) は -10.26 になります。