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テーブル制限パラメータに対する拘束の定義
制限テーブルには、一定の範囲内で値を定義する必要があり、場合によってはパラメータ間のいくつかの拘束を満たす必要があるパラメータを含めることができます。
MH-NAME
EFF_DEP
SPOT_DEP
REM_DEP
BH_DEP
M9
[10-100]
[1-80]
[15-150]
[20-200]
&&(>EFF_DEP+6)
&&(>REM_DEP+2)
M10
[10-100]
[1-20]
[15-150]
[20-200]
&&(>EFF_DEP+6)
&&(>REM_DEP+2)
テーブル制限パラメータに対する拘束は制限テーブルで指定する必要があります。制限テーブル内で定義されているパラメータのみが、リレーションで指定される拘束に使用されます。たとえば上記のテーブルでは、パラメータ BH_DEP に対する拘束は BH_DEP > EFF_DEP+6BH_DEP > REM_DEP+2 です。
テーブル制限パラメータに対する拘束は、パラメータセット (行) から独立していなければなりません。上記のテーブルの例では、BH_DEP に対する拘束が M9 と M10 で同じであるため、この要件が満たされます。パラメータ制限ファイル内のテーブル制限パラメータに適用される BH_DEP > EFF_DEP+6BH_DEP > REM_DEP+2 などの拘束を表すリレーションを指定する必要があります。
テーブル制限パラメータに対する拘束は、「パラメータ」(Parameters) ダイアログボックスの「OK」をクリックしなければ評価されません。「パラメータ」(Parameters) ダイアログボックスの「ツール」(Tools) > 「拘束を検証」(Verify Constraints) コマンドを実行すると、テーブル制限パラメータに対する拘束が満たされているかどうかが検証され、違反した拘束が報告されます。