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対話型 C プログラムについて
独自の対話型プログラムを作成し、リレーションを通じてモデルジオメトリを駆動できます。ユーザープログラムを作成する場合は、次の情報に注意してください。
「ユーザープログラム」(User Prog) コマンドは、部品モードとスケッチャーモードだけで使用できます。
一度に編集または実行できるのは、1 つのユーザープログラムだけです。ただし、部品ごとに複数のプログラムを作成し、連続して実行できます。
各プログラムは、"USRMAIN ()" という名前の 1 つのエントリサブルーチンに制限されています。エントリサブルーチンは、そのプログラムファイル内でほかのサブルーチンを呼び出すことができます。
Creo Parametric では、ユーザープログラムの記述および使用のために、usermain.c という名前の C ファイルテンプレートを用意しています。
ユーザープログラムでは、Creo Parametric の寸法を大文字で書く必要があります。
画面上の寸法を参照するには、D[i] を使用します。このシンボルは、部品アセンブリモードの di、またはスケッチャーモードの sdi に対応します。幅など、システム指定の寸法シンボルではないユーザーが指定のシンボル名は使用できません。
いかなるルーチンでも、途中で文を終了しないでください。プログラムにエラー処理を構築する場合は、printf または fprintf 文を使用します。
ユーザープログラムによって、アセンブリ寸法または部品インスタンス数を駆動することはできません。
対話型プログラムを使用するには、次のステップを終了しなければなりません。
1. プログラムを作成します。または、既存のプログラムを編集してプログラムを作成できます。
2. プログラムをコンパイルし、リンクします。
3. プログラムを実行して、変更を実装します。
4. プログラムの実行が完了すると、モデルが再生されてジオメトリが更新されます。