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連立方程式について
連立方程式は、複数の変数または寸法を同時に解くリレーションです。
連立方程式を作成する場合は、次の規則に注意してください。
連立方程式で使用されている変数は、方程式の先頭で宣言しなければなりません。たとえば、次の例の area = 100 のように宣言します。
連立方程式を解くと、連立方程式に複数の解がある場合でも、1 組の解だけが返されます。
連立方程式は、単一変数リレーションと組み合わせることができます。
例: 連立方程式の例
たとえば、幅が d1、高さが d2 のボックスがあり、次の条件を指定するものとします。
面積を 100 にする
周長を 50 にする
この連立方程式は以下のようになります。
SOLVE
d1*d2 = 100
2*(d1+d2) = 50
FOR d1 d2 ...or... FOR d1,d2
SOLVE 文と FOR 文の間のすべての行が連立方程式になります。FOR の行に求める変数をリストします。連立方程式で使用され、FOR の行にリストされていない変数は、すべて定数と見なされます。
または、次の連立方程式を入力して同じ条件を設定できます。
area = 100
perimeter = 50
SOLVE
d1*d2 = area
2*(d1 + d2) = perimeter
FOR d1 d2
連立方程式を作成するときのヒント:
前の式で area = 100 を省略すると、エラーが発生します。
複数の方程式がある場合、指定して連立方程式の派生コードを追加できます。たとえば、上記の例では d1=5d2=20d1=20d2=5 の解が可能です。 次の条件コードを追加し、拘束 d1 <= d2 を追加できます。
IF d1 > d2
temp = d1
d1 = d2
d2 = temp
ENDIF