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リレーションについて
リレーション(パラメトリックリレーション)は、シンボル寸法とパラメータの間に定義されたユーザー定義方程式です。リレーションを使用することで、フィーチャーや部品、またはアセンブリの構成部品の間の関係を定義して設計意図を取り込むことができます。
リレーションを使用して、次の方法でモデリングプロセスを制御できます。
モデルに対する修正の効果を制御します。
部品とアセンブリの寸法値を定義します。
設計条件の拘束を設定します。たとえば、部品のエッジを基準にした穴の位置を指定します。
モデルまたはアセンブリのさまざまな部品間の条件付きリレーションを記述します。
リレーションは、単純な値 (d1=4 など) でも、複雑な条件付き分岐文でも表すことができます。
リレーションでは単位も使用できます。単位の詳細については、ここをクリックしてください。
リレーションへのアクセス
リレーションにアクセスするには、モデルを開き、「ツール」(Tools) > 「リレーション」(Relations) の順にクリックします。「リレーション」(Relations) ダイアログボックスが開きます。
リレーションのタイプ
リレーションには以下の 2 つのタイプがあります。
等式 - 定義式の左辺のパラメータと右辺の式を等価にします。このタイプのリレーションは寸法やパラメータに値を設定する場合に用います。以下に例を示します。
単純な設定の場合d1 = 4.75
より複雑な設定の場合
d5 = d2*(SQRT(d7/3.0+d4))
比較 - 定義式の左辺の式と右辺の式を比較します。このタイプのリレーションは拘束、あるいは条件文の論理分岐に広く用いられます。以下に例を示します。
拘束として: (d1 + d2) > (d3 + 2.5)
条件文としてIF (d1 + 2.5) >= d7