デフォルトで使用可能な色とは異なる色をエンティティに割り当てることができます。すべてのシステムカラーが「グラフィック」(Graphics) ノードの下の 18 色にリンクされています。このリンクを変更するか、「グラフィック」の色を変更することで、エンティティをカスタマイズできます。エンティティカラーを変更すると、syscol.scl ファイルでエンティティカラーの先頭に ALIAS が付き、変更があったことが示されます。

たとえば、「スケッチャー」(Sketcher) ノードでは、「ジオメトリ」(Geometry) エンティティはデフォルトではオレンジ色になっています。「グラフィック」(Graphics) ノードでは、オレンジ色に設定されているのは「プレビュージオメトリ」(Previewed Geometry) エンティティです。つまり、「スケッチャー」(Sketcher) ノードの「ジオメトリ」(Geometry) エンティティは「グラフィック」(Graphics) ノードの「プレビュージオメトリ」(Previewed Geometry) エンティティにリンクしています。

「ジオメトリ」(Geometry) エンティティを緑色で表示する場合、「グラフィック」(Graphics) ノードの緑色で表示されるエンティティ (この場合は「板金」(Sheet metal)) にこれをリンクできます。「カラーエディタ」(Color Editor) を使用して「グラフィック」(Graphics) ノードのエンティティの色を変更した場合、これらの色にリンクしているノード内のエンティティも更新されます。たとえば、板金の色を緑色からピンク色に変更すると、「スケッチャー」ノードの「ジオメトリ」の色もピンク色に変わります。